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photo & text by tomoko

* 2003年01月18日(土)
 『SEX MACHINEGUNS/イルカに乗ったアブラ蝉〜後半戦』in 岐阜


MCの内容で岐阜の街を見てないのがバレバレでちょっと残念だった(苦笑)。

マシンガンズさんが家からでも見える会場にやってきて、ライブをやっていきました。
会場内男率がすごく高くてびっくりしました。しかも元気。地元で今現在一番好きなバンドのライブが見られるというのは、こんなに幸せなものなのかと。前日の津がとても長く感じたライブだったせいか、岐阜のんがすごい短く感じて、楽しいんだけどもっと見たくって、すげー必死でアンコール、コールしました。もっと見せて、も、なんだけど、もっとここにいて! って感じだった(苦笑)。だから出てきてくれた時は素直にじーんときて何にも言えずにうるうるしてましたわ。ただアンコールの曲選が私的には「……」だったけど。(わがままでごめんなさい)

でも楽しかった。ホントに楽しくって、目の前に誰が来ても嬉しくってぴょんぴょん跳ねてしまった。かんちゃんが心配になってちょっと凝視してしまったりするようなシーンもあったけど、それでも彼自身は曲を壊さないように、左手だけでも叩き続けてくれた。すげーって思った。ありがとうってもね。

2日続けて久し振りにマシンガンズを好きになった頃みたいな気持ちに戻れてました。純粋に楽しめて、メンバーのMCで大笑いして演奏に見とれて、はしゃいで。とっても楽しかったです。ありがとう。やっぱり本当に大好きだなって思ってしまいました。

そして私はいい加減、自分がぱんしゃーさんにベタ惚れやっちゅーのを自覚しました(笑)。

八尋父母、素晴らしい……!! な、ライブの詳細は下のレポでどうぞ。


「イルカに乗ったアブラ蝉」in 岐阜
2003.01.18(土) 会場:岐阜/長良川国際会議場メインホール/1階5列/NOISY寄り中央
OPEN 17:30 START 18:00

【 セットリスト(順不同) 】
世直し GOOD VIBRATION/圏外なわたし/S.H.R.〜セクシーヒーローレボリューション〜/エステティシャン
犬の生活/サイレン/悪魔の化身/そこに、あなたが...../PANTHERソロ/KISS/みかんのうた
食べたいなめたい危険地帯/桜島/BURN〜愛の炎を燃やせ〜
【 EN1 】
暴走ロック/みどりのおばちゃん/JAPAN
【 EN2 】
ONIGUNSOW/GERMAN POWER
【 EN3 】
SEX MACHINEGUN
【 EN4 】
ファミレス・ボンバー

ツアー日程に岐阜が入っているのを見た瞬間から、ずっとずーーっと心待ちにしていた地元でのライブ。チャリで会場行くの憧れだったんです。連れがいたからそれはせーへんだけどね(笑)いつも仕事行くのと同じ路線のバスに乗って、いつも見ている風景みながら会場へ行く。それだけでワクワクしてました。「オグリキャップ饅頭(栗入り)」をPANTHERにあげたい!!とか思いつつ。
金華山山頂にはライトアップされた岐阜城、長良川べりのルネッサンスホテルの照明、その横のコンクリートうちっぱなしの国際会議場。ここにマシンガンズが来てる、と思ったら、それだけで感極まり気味だったあたしです。……国際会議場入るの、5年ぶりだったなぁ。黒夢のラストツアーぶりだったよ。
会場入って男率高いのに驚く。今回席が前だったので、緊張しつつ移動移動。鹿児島ん時ばりに緊張気味のあたし。バカ(笑)。友達にわがまま言って席をセンター側に代わってもらう。なんかどうしても少しでも傍で見たかったの。やっと落ち着こうかとした時、ふと横の方みたら……PANTHERおとんおかんいてるし!!(笑)
「おとんおかん遠征しとる!!」とか、「なんでこんな一般ばっかんとこに!! まさかFCで自分らでとっとる?!(笑)」とか、「ていうかおかん、半袖!! 気合い入っとる!!」とかコソコソしてたあたしたちでした。一昨年、四日市・奈良遠征もしはった夫婦やもん、岐阜に来たって全然不思議じゃないんだけど、驚いたよ。でもほとんど会えない息子が近くに来てるんやもんなぁ、見に来てくれるよね。PANTHER、幸せだね!
そういやライブ中、NOISYが手元狂わせて投げたピックがどうやらご夫婦方面に飛んだらしくて、NOISYは「投げて〜!!」って感じの素振りしながら苦笑してました。おとんもおかんも時々拳上げながら、楽しそうにしてはりました。PANTHER、めっちゃおかん似ね。

■ Anchang
最初なんか言おうとして、「や、いいです」と一人で完結してた。何言おうとしたのさ!!(笑)高速でぶーんて長良川を渡った、と話してたので、岐阜の街中は通ってないことが判明してしまったのですが、(高速で長良川を渡るということはそうゆうことなのですわ)前にラジオの収録で駅の方とか歩きましたって話してたなぁ。新居浜よか街だろ!!(笑)県庁所在地やしな、一応。久し振りに傍でAnchangを見て、ライブが進むにつれて笑顔になっていくのを見て、一緒に「わ〜〜い!!」ってなりました。
近くだからギタープレイは見なきゃ!! って思ってて、普段頭振ってて見てないとこでも顔上げて凝視した。(笑)やっぱりすごいなぁって思う。フラット見ないで、叩くように撫でるように、弦押さえて音を出すっての、すんごい難しいのになって。魔法の指って思っちゃうんだよな。いつも。どれだけ「このやろー!!」って思ってても、Anchangがギター弾く姿はとってもきれいでかっこいいんだ。

■ NOISY
従兄弟が住んでるって言ってたなぁ。26才くらいです、とかって。「くらい」って(笑)。「世直し」で力み過ぎてうん○が出そうになったそうです(笑)。それをこらえる力をバーーーンと別方向に向けて放てば……と話してたら、どんどん話の筋がずれていって適当に終わった(笑)。その後続いたPANTHERのMCもわけわからんかったせいで、中央でAnchang、「両側でわけわからん話すんなーー!!(笑)」って笑っとりました。アンコールの時のMCでも「うん○出たかー!!」とか言ってるし(笑)会場が「おぉーーー!!!」って応えるもんだから「うそやーーー!!!(笑)」って。オレは革パンやから大丈夫とか言ってた?(笑)
席がNOISY正面だったの。で、久し振りにNOISY観察した!!(すんな)エステティシャンの時、かなりフラフラしてたんですが(いつもか)、ふと上手を見たら、いつの間にかPANTHER、ちっともふらつかなくなってるじゃないっすか!! NOISY負けるな!!(違)
アンコール前のPANTHERのMCの時。ドラムに上がる前のHIMAWARIがNOISYのおでこにくっついてた横の髪を丁寧に指でつまんでよけてあげてました。長々と。何ごとかと思った。(何ごとでもない)NOISYもいいコにしてされるがまま〜やってもらってるので、あたしら驚いてその光景見守ってました。ので、その時のPANTHERの話、なんも覚えてないんよね(笑)。

■ PANTHER
「ライブ前に食った栗饅頭で胃もたれしてる」とか言うし、この人。ほんとに好きなんやねぇ(笑)。自己紹介で「東海三県でお隣りの三重県出身〜」言うてて笑った。東海三県や。一緒や。なんか嬉しいわ。前日の津でかなりぶっとばしてたからどうかなーと思ってたけど、この日も飛んでっちゃってたよ。
「ここ、長良川国際会議場ぉ? (なぜか疑問系)国際会議場とは縁がないオレ様ですが……」ゆうたらAnchangに、「今ここでライブしとるやんけ、関係なくないやん!」とつっこまれ(笑)、「英語が。オレ様は英語は全然だが、そんなオレ様でも知ってる英語がある。それがキス。日本語でいうところの口づけ。言い換えれば接吻。もっと言うと、ちゅーー(と口をたこちゅーにしてなぜか声も高い)!!……ああここで、おとんおかん見ておけばよかった?(笑)そんなんで「KISS」に入ってったわ。ほんとにもー、沖縄で見たあの爽やかでかっこいいヒトはどこへいっちゃったのさ?(笑)
「暴走ロック」の前フリでは(Anchangが叫んだわけわからん話のPANTHERサイドなんだけど、)「暴走。……暴れる走る……暴れて走る……暴れながら走る!」……暴れながら走るってどんなんなんでしょう。頭の中で考えてることをそのまま口に出してひとりで完結しとるがな。(爆笑)

■ HIMAWARI
上記のような前フリで入った「KISS」だったんだけど、HIMAWARIが大変なことになってて釘付けに。や、「KISS」より前から予兆があったんだけど、HIMAWARI、手が痛い?!最初ドラムの位置が悪くて叩き辛いのかなーと思ってたら、「KISS」途中では片手で叩いてるし。口が「あかん〜」ゆうてるし。心配になりつつも「あ、でも片手でも音足りてる」と安心してたんやけどね? ドラムがたりんくなったら、音的に何ごと?ってなっちゃうもんなぁ。その後何ごともなかったかのように。「国際会議場!! (なんたらかんたら)もはや日本はアメリカの犬に成り下がってる!!(ぉぃぉぃ)とかきゃーきゃーと喚くHIMAWARI。さらに、「ゆないてっどおぶろっくんろーる!!」(と言ってちら、とPANTHERを見た誇らしげな目が笑えた)ロックは万国共通なので、それでどうにかしていきましょうってお話でした(笑)。
どう繋いだか忘れたけど、「腹減った」とか言い始めて。お前らくったるーとか、お前らも食えーとか、でもオレはまずいで、とか。共食いならいい、とか。そんなんで食べたいなめたいに入ってった(笑)。んで、その後手首の調子はどうなんだろうね。NOISYの髪の毛よけてあげる前に、なんかNOISYに状況説明してたっぽかったけど。(NOISYの口が「大丈夫なん?」って感じのこと言ってた)
アンコール前MCをしてるKAMEENの背後に忍び寄り、股間をおもいっきり握りやがった…ι びっくりしたKAMEENは定位置に走ってっちゃう始末。「走ってったわ……」と見送った後、なんか、遠い目。「今のが奇襲攻撃です。相手の隙を突く。こんなずるいことしか出来ん、オレは卑怯な男ですわ〜……」と。びっくり。だってねー、そう言った時、すんごい自嘲してたんだもん。HIMAWARIがこうゆう後ろ向き、というか自分を蔑むような物言いすんの見たの初めてだったから、すんごい驚いて心配になったよ。大丈夫なんか、彼は。あれか、手が痛いの露骨に出しちゃったから、リーダーに叱られたのか?「痛いの見せるのは卑怯や!!」って。(考え過ぎ)←でもあり得ない? リーダーに偏見持ち過ぎ?

■ KAMEEN
と、上のように散々な目に遭ってるKAMEEN。2回目のMCの時は、HIMAWARIが後ろに来た次の瞬間には駆け去ってました(苦笑)。学習能力。MCでは、長良川を見て水かさが減ってるように感じたって話してたら、会場の男に「そんなことないよ!」と突っ込まれてしもーた(笑)。「よくわかりました!!」と返事してたな。で、川の流れに負けないようにね、マシンガンズもさかのぼる勢いで行くんだって話をしたかったらしいのですが(Anchang訳)、さかのぼる、が出なくて「滝登り」つー言葉が出てきちゃったため、頭が真っ白になったそうです。頑張れKAMEEN!

ライブ自体とっても熱くて、さらに、時間が経つにつれてヒートアップしてたのは間違いない。名古屋も電車で20分ほどだから、そっちからのお客さんだって多いだろうから、初ライブの土地って言っても実際初めてだってヒトは多くなかったのかも。と思うけど……これは、地元だからなんやろうか。名古屋よか集客が少なかったからやろうか。なんか、あたしは名古屋のライブとは違うもんを感じたよ。やっぱ地元意識なんかな? すんごいいいライブだった。ホールは空き席も目立ったけど、後ろはほとんど男の人ばっかで、また彼ら、声がでかい。元気。アンコール、かかればかかるほどに元気になってく会場。おかげで4回目のアンコールではAnchangに「おまえら帰れ!!(笑)」って久し振りに言われた。アンコールで呼んでる時、今までかつてなくすんごい必死で呼んだ。もっとここにいて! ってしか思ってなかった。もっとやって、じゃないんかいって話だけど(苦笑)。だから出てきてくれた時本当に嬉しくって涙ぐんだりしてしまった。もう2度とここでは見れないかもしれないってゆー、大事なライブ。すごいいいライブで本当に幸せだった。
最後は放送でのNOISYの、「外寒いから風邪ひかんよーに気をつけて帰れよー」でおしまい。国際会議場にいた全員に感謝したいくらい(もちろんメンバーにもだ)素晴らしいライブでした。ありがとー! 地元は特別だよ。やっぱり。うん。



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