ROOM

2005年01月25日(火)

脳内妄想：浮気編②

Ｒ君の腕に抱かれながら、あたしは彼のことばかり思った。

Ｒ君のことは好きだ。
一緒にいて楽しいし、気も合う。

居心地もいい。

でも、
そういうことと。

Ｒ君とこうしているということと。

彼を好きだということは、
彼が大事だということは、

本当に別物だった。

悔しい。
くやしいなあ。

あたしは、彼に惚れてるんだ。

許したとか、
そういう言葉とはちょっとちがう気がする。

違う気がするけれど、
あたしはとっくに許してるのかもしれない。

自分の、彼を好きな気持ちに気づいたときには
すでに許していたんだろうと思う。

忘れたわけはない。

今でも毎日苦しい、

・・・なんてことはない。

ただ、ふと沸く不安があたしをきゅうっとしめつける。

人にはいろんな気持ちがある。
浮ついた気持ちもあるし

まっすぐまっすぐと言ってるあたしも、
まっすぐでいられなかったりする。

けれど。

それでも、彼が好きで大切だ。

それが、すべての事柄から浮かんでいるように思う。

別世界。

彼とはうまくいっている、と思う。

あたしは彼の浮気以来、ほんとうに素直になれた。

あたしが彼を好きだということが、彼に伝わっていることがわかる。

そして彼があたしを大切に思ってくれていることがわかる。

そしてあたしはいつも幸せな気持ちでいる。
今。

彼と一緒にいて
楽しくって、笑ってばっかりだ。

泣くこともあるけれど
彼が髪をなでてくれたら驚くほどすんなり寝付ける。

悲しいことを思い出したら彼に言う。

彼はあたしを撫でてくれる。
ぎゅうっと抱きしめてくれる。

今が、こんなに幸せなのに

過去を覚えていてそれに縛られて
いいことなんかないって、あたしの本能が言ってる。

もかはいつも元気だね
元気なもかが好きだよ

あたしの元気が最近彼に伝染しているようだ。

仕事疲れの彼が、それでも
あたしが遊びに行くと、テンションがあがるという。

いしょにいっぱい遊んでくれて、

二人で

「あー今日もいっぱい遊んだー」

「楽しかったーおやすみー」

って一緒にひっついてぐっすり眠る。

そんな週末が大好きで、
とても大切。