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| 2005年01月27日(木) |
クレイジーアバウト、ブック |
あたしは本が好きだ。
読むスピードも早いし、活字が苦にならないから すぐに本に手が伸びる。
両親の影響であることは間違いなく、
あたしはめいっぱいの絵本に囲まれた赤ちゃんだった。
まだ字が読めるわけのない1歳や2歳のころ、 どの絵のページに何が描いてあるか、 暗記してしまって、
まるで字を読んでるかのように音読していて 驚いた、とママが言っていた。


その本はこれらしい。 「こぐまちゃんシリーズ。」
今でも、言葉の端々を覚えているくらい 繰り返してよんだみたい。
ママは、あたしが音読するのをテープにとろうって 一生懸命だったけど
ママがそうしようとすると、あたしはきまって
「もかちゃんにおねがいちまちゅは??」
と得意げに言ってたらしい。
今でもあたしのその声は実家のテープに保存されている。
パパは、あおむけにごろんと寝転がり、 あたしを胸の上に寝かせて、
本を上に持ち上げて あたしに絵本を読んでくれた。
「あのう・・・・ もかちゃんが、あの、いえね、本が好きなのは大変よいことなんですけれども、 もかちゃんなぜか、いつも幼稚園で寝転がって本を読むものですから・・・ 姿勢が、ちょっと・・・」
とママは、幼稚園の先生から注意され
「すいません、あの、それは主人が・・・」
なんてこともあったり。

このシリーズの本もよく覚えていて、 あたしは幼稚園でこの劇をして、
あほうどりの役だった(笑)
でもキリスト教系列の幼稚園だったあたしは 年長さんになると、
イエスキリスト誕生の劇をやることになっていて
そのときはなぜかマリア様に抜擢!!
びっくりだぁね。
とにかくママは、あたしを
「火山のような子だった」
という。
昼間は、目を離すとすぐいなくなって ちょろちょろちょろちょろ、
そのかわりお昼ねはたっぷり3時間、 夜鳴きも何もせず、8時から朝までぐっすり眠る子だったそう。
そりゃあ、夜に体力蓄えてたんだろうなあ・・・あたし(笑)
ママがつくってくれたものが写真にはたくさん残っている。
ママ特製のうさぎのお人形。 着せ替えができて、服もいっぱいママがつくってくれた。
綿が入ってる布製のボール。 あたってもいたくない。
首に下げれるひものついた手袋。 あたしはなんでもかんでも忘れてくるから。
セーター。ジャンバー。ワンピース。
あたしが母親になったらしてあげたいことがいっぱいだけど。
あたしはなんにもできない(笑)
そのときはたのんだおばあちゃん★
今日は、「博士の愛した数式」って本を読んだ。
このあいだパパにもらった。
うちのパパもママも、 ブランドものとかぜったい買ってくれないけれど (欲しいなら自分で買えば〜?え?これ?ママの!)
本だけはお金を惜しまず買ってくれる。
これ、予想以上に面白かって、 なんかうれしかった。
ほろり。
国語の勉強だけには困ったことがないけれど それよりなにより
本を読む楽しさを教えてくれたことには感謝です。
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