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2005年01月29日(土) 可愛い酔っ払い。

金曜日の夜、彼と電話をしながら駅のホームで電車を待つ。

あ、電車きたからきるね!○○行きって、乗っていいやつだよね?

おー。ではおまちしております


電車の中で、あたしは「博士の愛した数式
を読んでいた。夢中になって。

面白かったのー。数学がほんとに嫌いな人には、
どうかわからないけど、

愛が、素直な形で描かれてて、さびしい気持ちとか
悲しい気持ちとか、
そういうのがちゃんと愛にむすびついてる感じの。


好きな本でした。


で。



は、と外をのぞくとね?


伊丹。




・・・・・あのやろう。





電車を降りて、彼に電話する。



ちょっとーーー電車間違ってたやーーん!確認したのにーー!


え?マジ?あかん俺もかが来るってことしか考えてへんかったわ。
すまん寒いよな?こっち来たら寿司食おう?



あまりの寒さにぷりぷり怒ってたあたしだけど
彼の声を聞いてたら、

怒るより話したいことがやっぱりあって、
今読んでた本の話とか、
今日あったこととか、

話してたらごきげんになって、
すぐに電車の時間になった。



無事、彼の家。


お寿司も食べて。


ドラクエとか二人でして。
(注:ファイブです。)

飽きて二人でひっつきもっつきしてたら寝てしまった。




朝。


今日の二人は別行動。


彼は仕事、あたしは就活の買い物。


あたしは久しぶりの買い物にるんるんだった★

楽しかったー。てゆうかショップはすっかり春色で、
もーうきうき。


彼は、遅いことがわかってたので、
本を読んだり、化粧ポーチのリニューアルをしたり

自分の時間を満喫して、さあて、
彼は朝になるかもしれないし、
お風呂にはいろーと思ったそのとき。



ぴんぽーん。






お帰り酔っ払い。




やー酔ってる酔ってる。


彼はとてもここにはかけないようなことを
口走りまくり、
あたしに甘えまくり、

あたしはベッドにうつぶせたまま動こうとしない彼の
コートを脱がせ、スーツを脱がせ、
ジャージを着せ、

コンタクトをはずすよう促して


今日も介護ですねー

とかって半分遊んでた。


彼は、そんなことより腕の中に入れ、

といわんばかりにあたしの腰を引き寄せて
そのまま腕に抱いて眠ろうとするけれど、

あたしはそれをするりと抜けて、
彼の洗濯物を洗濯機に放り込み、化粧を落とした。


洗面所に行く前にふっと彼のほうを見ると、
彼が自分の腕の辺りをぼんぼんたたいているのが見えた。


なぜいなーーーーい!

っていうジェスチャーなんだろうけど・・・




可愛い(はあと)



彼氏が酔っ払って帰ってきたら
嫌なものだろうか。

毎日とかになるとそうなのかな。

あたしは彼が、よったときの彼が可愛いすぎて
いつも娘みたいに扱われてるあたしが、
ちょっとママみたいにできる唯一のときなので、

意外と好きだ。

優しくしてあげまくりたくなる。


彼の世話を全部して、
あたしは彼の腕の中にするりとすべりこんだ。


彼は、すやすや寝息を立てていて、もう起きない。



腕の中に滑り込んだ瞬間から、
あたしは甘えん坊に戻って、彼にきゅっとしがみつく。


彼の腕があたしのあたまを撫でた。




もう寝入っているはずだけど。


条件反射なんだろうね。




おやすみなさい。





もか |おてがみ

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素材おかりしました。偶然HNとおなじ!