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2005年03月06日(日) 正直な事。

就活というのは、夕方以降、暇なものだ。
直哉と、会うことになった。

向こうが好意を抱いてるのをわかってて、
でも、どう断っていいかわからなかった。
のらりくらりかわしていたら、日曜日の就活の後、
デートの予定になっていた。


なんだかもやもやした気持ちから一転、
直哉といるのはとても楽しかった。

話が、途切れず、

ただグループワークで出会った人とは思えないくらいだった。

初めて、っていうのは、会話に詰まるのではなくて
お互い知らないことが多いから
むしろ、話しても話しても
話したりない感じ、それを久しぶりに味わった。


直哉は、とにかく体育会系で、クラブが中心の生活で、
ものすごく頑張ったことを持っているという、
あたしにはまぶしく見える種類の人だった。


理系の頭だってことが、話していくうちにすごく感じられたけれど
なぜか文系に進んだせいで、留学やなんかの話も
面白おかしく聞かせてくれた。


この日はとても暖かく、日曜で込んでいたこともあって
カフェの外のテーブルでしゃべっていた。
はじめはぽかぽかしていた日差しがかげり、
少し風が吹き始めた。

ちょっと待ってて
彼はあたしを置いて立ち上がり、
ジャケットを脱いだシャツ姿で帰ってきた。


中のソファ、席取ってきたからいこう。
寒いんでしょ?



それから中でぬくぬくしゃべって、ふと。
ふと、携帯を見たら、9時だった。

9時!!!


待ち合わせしたのは3時だったのに。
時間のたつのの速さに、二人ともびっくりして。
少し笑った。


メシくいにいこか

と立ち上がり、地上に上がって歩く。
寒がりのあたしが、スタンドカラーのコートの襟を抑えて歩いていると

ちょっとまってて

と、彼はまた急に消え、
カイロとミルクティーを買ってきてくれた。

なぜかとても気恥ずかしく、それがとても嬉しかった。


二人でご飯を食べて、お店を出たら、もう10時半を回っていた。

あたしがコートを着ている間に、彼は支払いを済ませていて、

いくら?

とあたしが言うと、

いや、いいよ。

でも。

ほんとはカフェでも払おうと思ったのにさ、
もかが、店員の「お会計は・・」をさえぎって「別々で!」って言うから(笑)



あはは。わかった。ありがとう!てか寒っ


外の席にいたとき寒かったやろ?


そうそう。だから、席とってきてくれたとき、やるやんっ!って思った(笑)ナイスです!って


寒そうな気がしてんけどな
意外とそういうのいえない子やろう?




やーだーまさにそうなんですよー。
私、へんなところで遠慮しちゃう子なんですよねー。



ていうかだ。


こうやって、直哉と会って、
バイバイして、帰宅する先は彼の家。

なんだかなぁ・・・・・



ときめきとかそういうのではない。

あたしはいたって冷静で、ぴったりの言葉は
癒された、だと思う。


直哉といると癒される。

少しの罪悪感を除けば・・。





もか |おてがみ

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素材おかりしました。偶然HNとおなじ!