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2006年11月13日に『いのちの電話』のHPを紹介しています

目次昨日明日


2006年03月09日(木) 婚約者の病名は、何? 〜 1 〜

去年の8月に婚約者の異変に気が付き
彼と一緒に メンタル系の病院へ行きました。
4件行き、その全てで『違う病名』付けられました。
現在は 落ち着いていて、最後に行った病院へ通っています。
彼は病気なの?
なら、病名は 何?




【夏海】
Re:適切なお答えかどうか

精神的な問題は、本人でないと分からないので、
何が病気で 何が病気じゃないとは はっきり言えません。
どこからが病気かのボーダーが曖昧で 
だから 病院へ行った方が良いとは言い辛いものです。
あの人は あきらかに病気だって誰もが思っていても、
普通に生活しているし、仕事もしているし、本人には その気が全然ないから病院へは行かない。
こういうことが 『普通』に日常として混在しているのが 今の社会です。

本人が 辛いのであれば、病院へ行くべきで、
病院へ行った以上『何が辛い』のかを告げなければ、お医者さんは 見た目で判断するしかないのです。

風邪を引きます。
38度5分の熱が出ています。
病院へ行くか 行かないか、本人次第です。

病院へ行くことにしました。
お医者さんに 当たり前ですが、症状を言いますよね?

熱が○○度あります。頭がボーっとして辛いです。
咳が酷いので、眠れません。
関節が痛いです。
頭痛が酷いので、吐き気がします。何とかして下さい!
などなど

これって、普通のことですよね?

お医者さんが 症状を聞いて、お薬を処方してくれます。
熱を下げるお薬
これは 頭痛にも効くからね と説明を受けます。
喉は痛いですか?
咳に効くお薬は 数種類処方されたりします。
欲しいと言えば、トローチやうがい薬も処方して貰えます。
他に
このお薬は胃を荒らすから、胃薬も処方しますねって説明を受けたり、
このお薬は、人によって便秘になる副作用がありますから、そうなったら言ってください(もしくは、このお薬を飲んで下さい)と言われたりします。


精神科や心療内科でも 同じです。

自分が何が辛いのか を言わなければ、相手は 過去の例を参考に症状を導き出すしかないのです。
そして、訴えなければ、そのお薬が合っていると思い
症状が改善されていると思います。
これも 風邪などと同じです。
お薬を飲んでいても咳が止まらなかったら、先生!咳が止まりません!って言いに行きますよね?

医者も人間である以上、経験からものを言います。
その人の診断の傾向があるのは 仕方のないことですが、
何が辛いのかを言わなければ、正しい判断は下せません。
また、適切な処方もできないのです。

それだけを心がけて受診してみて下さい。

と、私のHPをお教えしますね。
リンクの場所に、『うつ』等色んな方面のHPを紹介しています。

知りすぎるのも、神経質になりすぎてしまうマイナス面もあったりしますが、
病気のことを知った上で「知らん顔」して、普通に接するのが一番だと 私は思います。




お返事がありました以下は、それに対するお返事です

Re:まずは 焦らないこと

☆☆☆さん おはようございます ^^
HPへおこし頂いて どうもありがとうございます。
とっても嬉しいです。

> 病院の診察の際はほとんどか
> 先生「具合はどうですか?」
> 本人「とくに変わりありません」
> この会話で終わるようです。

これは、普通の会話です。
先生はまず、「具合はどうですか?」「いかがですか?」「最近どうですか?」
と聞きます。
特に不都合がなければ、「特に何もありません」「普通です」って答えます。

男の人は、自分のことを喋るのが 苦手なようです。
女性と違って、脳がそういう仕組みになっているのだそうです。
だから、普通の会話でも、
会社の話や自分の家族の話など、聞くと答えてくれますが、
聞かないと 自分から話し始めたりしないこと ないですか?

私の先生は、おしゃべりを聞いてくれますので、
(本人は、「これもカウンセリングだ」って言っています)
この間、こういうことがあって、腹が立った とか、
こういうことができた!とか
お薬を持っていくのを忘れたけど、一日すごすことができた!って
会えなかった2週間の間の出来事を話します
自分の症状以外のことです。

私、思うんですけど、本人は気が付かないし、毎日会っている人は気が付かないけど
(子供の背が 日々高くなっていっているってことが 親には分らないような感じ?)
話し方や、話す内容によって、どういう変化がおきていて、
症状がよくなっているのか、悪くなっているのか、変化がないのか の指針になると思の。

> 彼には自分の気持ちを正直に話すように言うのですが、
> 他人に話すのがめんどくさいといっていました。

これって、男の人は 誰でもそうみたいです。
『病気』である なし に 関わらず。
会社で こんなことがあって、気分が悪かった(腹が立った、嬉しかった)さえ普段の会話で話さないのでは?

相手は病院の先生であっても、症状だけを話す必要はなく、
話す焦点を症状だけに限ってしまったら、「特にありません」ってなると思います。
うん。多分 そうなります。

別に 眠れるし、食欲もあるしって考えると、話す症状なんて 何もないんですから。
だから、あえて雑談をすることをお勧めします。
そして、5分10分と それを聞いてくれるお医者さんを 私はお勧めします。

ただし
人がいいのと、仕事の能力があるのが別なことであることが 一般の会社でもあるように、
この先生 人間として好きだけど、どうも病気に関しては どうだろ?って思ったら、
お薬の処方が信用できなかったり、説明の仕方が悪かったり、
聞いたことに的確に答えられなかったり、頑固に薬を変えてくれなかったりした場合は、
セカンドオピニヨン(でしたっけ?)として、他の病院へ行くことも考えてみてくださいね。

また、自分の症状を正確に伝えることは難しいですが、
たとえば睡眠薬に関して言えば、
不眠と一言で言ってしまいがちですが(「先生 2時間しか眠れません」とかね)
眠れるけれど、2時間経ったら起きてしまうのか、
なかなか眠れないけど、明け方に一度寝てしまえると、朝まで2時間眠れるのか
眠れるけれど、夜中に何度も起きて トータルして2時間くらい寝てる感じなのか
眠れるけど1時間で起きてしまって、明け方にやっとまた眠気が来て1時間眠れるのか
10時間寝ているけれど、寝ても寝ても疲れが取れないから、眠りが浅いとか

例えば私は 緊張して眠れなかったので、睡眠薬プラス緊張を解くお薬を処方して貰いました。

ね、症状を詳しく言うってことは、『睡眠』に関しても こんなにあるんです。
それによって、処方されるお薬が全然違ったりします。
この場合、お薬が合わない のじゃなくて、処方されたお薬自体が間違っているんです。
それをちゃんと伝えるためには、自分の症状を説明する必要があります。
話下手や、面倒臭いとか 覚えていられないのなら、紙に書いて持っていくことをお勧めします。


さて、☆☆☆さん
この メンタルな問題は、風邪や怪我のように、みるみるうちに治っていくものではなく、
その時の季節や 環境によって、三寒四温だということを 覚えておいてください。
状態が悪くなることがあるということを覚えておいてください。
そして、その酷い状況は、適切な治療を受けている限り、長くは続かないことも覚えておいてください。
人や環境によって ですが、1〜3週間くらいで 落ち着くでしょう。

だから、どうか慌てないで下さいね。
あ、今がそういう時期なのかって。
じゃぁ、そっとしておくかなくらいの気持ちで。

そうですね。
私達女性の『生理』のようなものだと思って貰ったら分りやすいかな。
時期がきたら、痛みや 体の不快な症状がおさまるように、
一時的に悪くなっても、時期が来たら 治まります。

文章を読ませて頂いて、
☆☆☆さんは、とっても知的で てきぱき仕事をこなす方のような印象を持ちました。
これは こう!と分析、分類、整理するのが得意な印象です。

このメンタルな問題は、ファジーな あやふやなもので、
そうですね
風邪で例えるなら、
今回は喉が痛くなっただけ とか、
熱が出てるけど、今回は寝込む程じゃないとか、
頭痛がするけど、風邪なのかな?ただの頭痛かな?とか
下痢は、胃腸風邪の兆候なのか、昨日食べた あれが悪かったのかなぁ?とか
その時時で症状が違うように
根っこは同じでも、現れる症状が違って、
風邪と同じで、それがどう現れるかは本人にもわからないのです。

インフルエンザと同じで、
あれ?変だなぁって思ったら、あれよあれよという間に悪化してしまう場合もあります。
メンタルで 目に見えないだけで、他の病気となんら 変わりはないのです。
ただ 治療に時間が掛かるという点を除いては。

メンタルな問題でお医者さんにかかっている人は、治療が長いので、お金がかかります。
医療費を安くする方法がありますので、HPを見てみてくださいね。

どうか必要以上に不安にならないで下さいね。
不安は伝染します。
(本人は辛いし、たいしたことなのですが)大した事 ないないって
大丈夫だからねって 彼がそうされるのが嫌いでなければ、ぎゅーって抱きしめてあげるだけで
安心して 落ち着いていくものでもあります。
どうか 焦らず、落ち着いて、未知のものとして怖がらないで下さいね。

8月の症状は もう2度と現れないかも知れません。
それを怖がっていては、ストレスになります。
現れたら、現れたときに考えれば良いんです。
そして、今は落ち着いているということは、その時が来ても同様に落ち着くということです。
どうか 安心してくださいね。




その後、うつ病を妻に持つ『精神科医療に携わった経験がある』方の書き込みがありました。
私は、「振り回されてるのを覚悟しなさい」と読み取ってしまいました。
自分は医療従事者だけど、そして覚悟をして結婚したけど、人に言えない悩みや、妻に振り回されて大変だ。
素人のあなたは考え直した方が良い。
そう読み取ってしまいました。

症状や生い立ち、奥さんの今の環境や もともとの性格、うつへと至った経緯など、本当に人それぞれなので、
それを読んで、過剰に不安にならなければ良いなって思ってみていました。
まずは 私がではなく、相談者の方がどう感じるか、どう処理するかが問題なので。
結婚を選択するのか、別れを選択するのか。
無責任に 大丈夫だとばかりは言えないし、私には責任は負えないし、何より相談者がどうしたら幸せになれるのか は、相談者の方自身が選択すべきだと思ったからです。

私の想像どおり、とっても冷静に答えておられて安心しました。
やっぱり彼女は きちんとした人で(その分 頑張りすぎるのでは?って不安もありますが)ますます彼女に好感を持ちました。
そうして、私がうつ側からレスをしました。


長くなり過ぎて、日記からダメ出しをくらいました −“−;
なので、明日へ続きます。
(この『日記』でも これだよ〜 ^^;)


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