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2006年11月20日(月) 自分に合ったお薬探し

苦しい時間を経て、病院に辿り付き、さて何を話しましょう?

風邪を引いて熱がある時には、家で熱を計ったら、38度あったと話をするはずです。
同じように、自分が今不自由に感じていることを話して下さい。
手を洗わずにはいられない。
緊張して家から出られない。
夜眠れない。
朝起きられない。
昼間、眠くってしかたがない。
生活するに於いて、不便なことを訴えて下さい。

人には合うお薬、合わないお薬があり、
先生は手探りで、今での経験から無難なお薬を選び、処方します。
私達が伝えた話を総括して、最適だと思うお薬を選ぶのです。
即効性のあるお薬は、その分危険なので、脳にゆっくりと作用するお薬が、まずは処方されるでしょう。

2日〜1週間で効き始め、ちゃんと症状や体に合ったものであれば、とても楽になります。

で、ここで問題。
そのお薬は、合っているものなのか?

お医者さんの傾向が、ここでわかります。
最初に処方されるお薬は、脳に作用するだけに慎重に選ばれ、
その為、最初は量が少なく処方されます。
だから、エライ勢いで効いたのなら、もしかしたら危険かも知れません。
パーマがかかりやすい体質、かかりにくい体質があるように、もしかしたら効き過ぎる体質なのかも知れません。
身長や体重の兼ね合いもあるから、効き過ぎているなって感じたら、遠慮しないで先生にそう言って下さいね。
また反対に、そのお医者さんが、薬をとても重要視していたり、過信している場合もありますから(簡単に言うと、薬好き?)、
過剰に出されてはいないかを用心深く注意してみてください。

さて、処方されたお薬を飲んだのに効かないのは、量が少ない為なのか?
まだ効き始めてないのか?
体に合っていないのか?

またもやお医者さんに自分の症状と、お薬を飲む前との比較した今を話して下さい。
副作用の話もされるでしょうから、その副作用が出ていたりしないかも伝えて下さいね。

色々試し、お医者さんと二人三脚で試行錯誤した結果、合うお薬に出会い、飲み続けていたら3ヶ月もしたら楽になっていくでしょう。
その病院に駆け込んだ時と比べて ですが。


さて。
ここで、私たちがお薬を飲むにあたって、留意していないといけないことがあります。
まずは肝臓。
お薬は肝臓で分解されて、体に吸収されます。
肝臓が健康でないと、きちんと分解されず、本来吸収される量を吸収できません。
アルコールと一緒に摂取するなんて、以っての外なことは当然ですが、
暴飲暴食や夜更かしをやめて、肝臓くんを大切にしてあげて下さい。

と、大切な話です。
お薬には、必ず副作用があると思って下さい。
蕎麦やサバや卵など、食べるものですらアレルギー反応があるのですから、ケミカル(科学的)な薬に副作用がない訳がありませんよね?
生まれて初めて口にする見たことがない食べ物は、用心しながら食べますよね?
それと同じように、私が食べても(処方されたお薬を飲んでも)大丈夫かな?って自分の体に聞いてあげて下さい。


お薬には必ず副作用はあります。
でも不安に思わないで下さい。
蕎麦に全ての人がアレルギーがある訳ではないように、
全ての人が花粉症やアトピーでないように、
副作用も、例えば体温が0.1分くらい上下するなら、対した問題にはならないですよね?
朝起きてすぐにトイレに行っていたのが、30分遅くなった。
これも微妙ですが、ギリセーフって感じでしょうか?

風邪薬を処方された時のように、胃を荒らすからって胃薬が処方される。
それと同じで、メンタルなお薬を飲み始めて、明らかに副作用のせいで下痢になっているとしたら、下痢止めを貰いますか?
お薬を変えて貰いますか?
お薬を処方するのは先生の役目ですが、処方されたお薬を飲むのは私たちなのですから、口を出す権利があります。
眠すぎて仕事や車の運転など、普通の生活ができないのであれば、眠すぎるので、何とかしてくれ、
薬が効き過ぎてるんじゃないか?と先生に訴える権利があります。
ここでまた、先生の資質がはっきりと分かれます。
薬好きな先生は、プラスしていく方向に傾く傾向にあり、副作用を止めるお薬が処方されたりします。

例えば、暗いことばかり考えてしまって辛い。
脳内に幸せ物質の出るお薬が処方されました。
そうしたら、運動会や遠足の前の日みたいにドキドキワクワクが激し過ぎて、眠れなくなったり、
じっとしていることが苦痛に感じて走り出したい気分になって来たとします。
お薬を飲んだから現れた症状なのであれば、原因はお薬にあり、
そのお薬が効き過ぎているなら、量を減らすか違う薬に切り替えれば良いのです。
お薬好きなお医者さんは、過剰な興奮をお薬でもって抑えようとします。
お薬によって興奮しているのをお薬で抑える。
変だと思いませんか?

ここで、前に書いた大前提を思い出して下さい。

『お薬には、必ず副作用があります』

お薬をプラスすることは、副作用も増える可能性があるってことです、
副作用をなくすお薬によって、そのお薬の副作用を背負い込む可能性があるのです。
可能性がある...
可能性です。
これも、少し前に書いた、体温がプラスマイナス0.1分くらい上下する程度の副作用であるなら、
副作用をなくすお薬を増やしても問題は発生しません。
女性の場合は、生理が1日ずれたりした場合も、微妙ですがギリギリセーフかな...?

生理を止めてしまう場合は、言語道断!!
すぐに先生に相談して、お薬を変えて貰って下さい。
無理やり生理を来させる方法もありますが、
それ以前にホルモンバランスを崩して生理を止めてしまうお薬を変えて貰う方が、体に負担をかけない方法です。
(ここで、お薬は肝臓で分解される の法則を思い出してね。お薬を増やす イコール 肝臓で分解しなきいけなものが増える のです。)

自分が 処方されたお薬に対して納得できるかどうか?
飲むお薬が増えることによって『増えるリスク』と、
気にならない程度の副作用が増えたけれど、不都合な症状減ることによる『増やす効果』を考えて、
自分はどっちを選ぶか?を 先生とよく相談してみて下さいね。

私の場合、不安と緊張が酷く、うつ特有の気分が沈みこむ症状や無気力はなかったのですが、
なので、不要だと言ったのですが、
先生はうつのお薬をプラスすることで、
緊張や不安を和らげるお薬がより効果があがるので、申し訳ないけれど、これも飲んでくれる?って言われ、その説明を信じて試しに飲み始めました。
先生の言いなりではなく、自分が納得して飲むことこそが大切なのです。


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