2002年04月24日(水)
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三谷幸喜さんの大河ドラマ
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三谷幸喜さんが大河ドラマをやるそうだ。 うーん。それより舞台を見たいのだが・・・。 つーか、彼の場合、一話完結とそうじゃないので、成功打率が違いすぎる気がする。 映画と舞台はそもそも一話完結だからおいておいて。
連ドラで言うと、 "猫・・・"とか、"王様のレストラン"とか、"古畑"とか、そういう、小話がいくつかありますっていうのは面白いのだけど、 それ以外の"竜馬におまかせ"とか"総理・・・"とか、石橋貴明と飯島直子が出てたやつとかって、自分の好みで言っても、くどい上にちんたらしてて面白くなかったし、視聴率もいまいちだったと思う。
ストーリーの大きなうねりを作るのが極端に苦手なのではあるまいか。 ま、そのへんはもちろん、スタッフみなさん百も承知でそりゃ存分に上手くやるだろうけれど、 "なんとか上手いことやる"って努力を払ってまで、苦手なものをこなす意義って何?って思うんだわ。 その分、得意なことをやって100を150にしてくれた方が、見ている側としては楽しいんだけどな。
そーいえばこの間、えらい鮮やかな夢を見た。
自分の家の近所に工場があるらしく(ホントはそんなものないけど、) そのあたりから白く透明なふわふわした煙が、もくもくと空高く上がっている。成層圏まで届きそう。
「火事?」とか思って窓から見てたら、爆発して、その周りの家が次々にスローモーションみたいに吹き飛ばされていった。 ナイアガラのごとく、火の手が走る。(家までは来なかった) 爆発の衝撃で、自分の部屋の窓ガラスがこなごなに吹き飛んだ。
火のついた木の破片とかが、部屋に飛び込む。 布団に火がつく。叩く。台所に走って盥に水を汲んで、かけて消す。
母親が「終わったのかな〜。」とか言いながら、窓の近くに行くから、「窓際寄るんじゃねーつーの!」と引きずり倒す。
第二次爆発。家がゆれる。 火焔が再び部屋に落ちる。布団に火がつく。炎は上がらないが、綿が溶岩のようにオレンジに光る。
その家には私、母親、見知らぬ男性20代一人、4、50代一人(これも知らない人。)が、いるらしい。 「みずっ!水もってこいっ。」と私が叫ぶと、20代の男の人がコップに水を一杯差し出す。「はい。水です。」
「違うでしょ!」と切れる私。 その男性は、メガネを掛けた色の白い気弱な感じの人。(顔は非常にリアルに覚えているが、全く心当たりは無い。) 「はい・・・。」と答えたまま、放心状態で燃える布団をぼーっと見つめながら、布団の小脇に正座するばかり。 ・・・だめだ、こいつは当てにならん。 と、台所に駆けていき、ボールで水を汲んで掛けてみるものの、 こんな悠長なペースじゃ消えねぇよとの不安と焦燥が胸に湧き上がる。
そこで、母が毅然と言った。 「布団を持ってきて!袋に入れるのよ。」 なるほど、酸素を絶つというわけですね!納得。とぶずぶずくすぶる布団を運ぶ。
袋に押し込む母。 ・・・でも、それ布の布団袋ですよ。それじゃあ、空気を遮断できない! 「布団を真空パックにする袋はどれ!?どこ!?」と私はわめく。 「押し入れ。全部、使っちゃってる。」と母は布団を布団袋にえっさえっさと押し込みながら答える。 目が飛んでる。
出しゃーいーだろ。出せば!と、私は押入れから、ビニール袋に入って真空になってぺったりしている布団を出す。 中身をむしりだす。母から布団を奪って取って、そのビニール袋に押し込む。 「あぁ。この人たち駄目だ。爆発が起きたのが、この人たちだけが家に居る時じゃなくて良かった。」 と思ったあたりで、目がさめた。
燃えてる布団をビニール袋に入れても、ビニール袋は熔けるだろとか、目覚めて考えれば色々思うことはある。 大体、家にいた男2人はどこの誰だ!とか。
内容は例によって例のごとく良くわからない。 でも、とにかく映像が強烈だった。 普通、夢って油断しているとすぐ忘れるし、覚えててもイメージ映像として、濃度が薄いという感じがする。
今回の夢は、神の拳の形に空高く上がる煙から、連鎖的になぎ倒されていく家、そのばきばきいう音、 室内を走り回る足音まで、総天然色に鮮やか。昨日みたTVの画面よりクリアだった。 今でも目をつぶれば眼前にありありと浮かんできます。
ともかく鎮火出来たので良かった。 怖かったです。めちゃくちゃ怖かったです。
alain
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