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2003年02月24日(月)

夢の話と、タワーマンションの話

夢を見た。
1つは頭の即頭部に白髪地帯が一列に並んでいたという夢。
もう一つはトイレのドアを開けたら和式で、
ドアからは見えなかったんだけど内側に回ると金隠しにうんこみっしり、という夢。

なんつーか。
よくテストの夢とか仕事の夢とか見るって人は言うけど、テストの夢は一度もみたことないです。
仕事の夢もないなぁ。関心ないからね。

テストも別になぁ。
授業受けてるより静かでぼーっとしてられるからむしろ好きだったという記憶しかないんで、
心になんも残ってないんだろうな。

トイレの夢は多い。非常に。いつかまじにやっちゃあないか心配だ。

今日のCXの未来予測番組は結構面白かった。
70年代の明るい未来予測のパロディを空々しくやってるあたりがBLACKでとても好きだ。
上野にジュラシックパークが出来る・・・なんて、それって近所の人喰われるぞ。

1000メートルのマンションの話をしていた。
高く集約して、その分空いたまわりを自然に戻すんだって。

まず、1000メートルの前に、平屋をつぶせよと思うのだが。
せめて、東京23区内の平均階数を2階以上にしろと。
この間知って驚いたんだけど、結構高層建っているようで実は平均2階いってないんだって。
平屋を見てて思う。
これとこれとこれを重ねれば、こんなに土地が空くのになーって。

「昔からあった家なんです。」とか「歴史を守れ。」とか、ノスタルジーとか言うけど、
へぇ、じゃあそれは縄文時代からあったんかい?って言いたくなる。

たかだか数十年、いって百数十年でしょう。
それを建てる前はなんだったんだよ、と思う。
数十年前、その建物を建てるにあたって何かを潰してきたんでしょう?と。

宇宙空間からまっさらな土地が沸いてきたわけでもあるまいし。
数千年前から広がる武蔵野平野だったかもしれないし、
200年にわたって耕してきた畑だったかもしれんし、
数十年続く老舗の油屋だったかもしれんが、何かを倒して、そこに建てて、今そこにある。

いや、個人の思い入れを存分に主張しても誰の邪魔もしない、
田舎なら何言ってもいいと思うんだけど、利用価値があって、
そこを存分に利用したい人がごっそりいる中で、占有権を主張するのって、気分悪い。

ノスタルジーとか失われ行くものへの郷愁を語る人って、大体親から土地と建物を貰ってる人なんだよなー。
昔、どっかの何かを壊して建てた建物に住んで、滅びるものにシンパシーって、貴族の娯楽だね。

ということで私は都市の再生と高層化の動きには賛成なんだけど、1000メートルっていうのは、
それどーよという気がする。
エレベータ止まったら、空の孤島だ。餓死するぞとか。高山病にならないかとか。

OFFICEビルでも15階超えるとエレベータで耳がきゅんとして、身体的にあんまり気分良くない。
タワーマンションにはあんまり魅力を感じない。
格好いいけど、生物としての自分の感覚が追いつかない。

身体性のしっぽを残している世代なんだろうか。
OFFICEなら1000メートルでもいけると思う。
OFFICEにいるのは頭だからまー問題なし。でも、家にいるのは身体だから。

自分の上限はいまんとこ10階くらい。
1000メートルって、クローンと同じ、触れちゃいけないタブーな印象です。



alain

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