あなたに綺麗な傷をあげる
生涯、忘れられないように


楽しいこと、愉しむこと。
2006年09月14日(木)

髪を染め直して。
ワンピースのボタンを直して。
華のためにネクタイの結び方を練習して。
ペディキュアも色を変えて。



明日起こること。
明後日の予定。
それらの一つ一つを、噛み締めるように確認して。

あたしは楽しみを増やしていく。



ままならないことが多いけれど、それはあたしだけの不幸ではなく。
少なくとも、華にも降りかかっているもので。
あたしの知らない人たちも、何かしらを背負っているわけで。
そんなことも考えてみる。



だからね。
笑っていたいんだよ、ねぇ、華。
あたしの華。

あなたが喜ぶことを、一つ一つ叶えてあげる。
だから、あたしを笑わせていて。



世界に二人きりになりたいと思うことは、ないわけじゃないけれど。

ならば、いっそ。
あたしたちが消えればいいのだと知っているけれど。



華。
あたしたちは、間違った道を選んでしまったことを、認めることも出来ないで、寄り添うしかないんだよね。




せめて、幸せだと思える時間の中。






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