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曇り空の朝方から、ゆっくりと太陽が顔を出す午後。 休みの日の二人は猫みたいに転がる。 裸になって触れ合う。 肌と肌を擦りつける。 女の子の肌はとっても柔らかくて気持ちよくて、あたしは、華と出会ったばかりの頃から、こうして裸で抱き合うのが大好きだった。 華が、裸の腕であたしを抱きしめて、眠たそうに欠伸を一つ。 あたしもつられて、眠そうな目をする。 合図はキス。 二人で一緒に眠りに落ちる。墜落という感じで。 コンビニで、豪勢な朝ご飯を買って食べた。 お菓子を半分こした。 買い物に出かけて、華が篭を持って付いてきてくれた。 閉店間際のお菓子屋で、最後の一個の赤飯を買った。 お店のひとが、お饅頭を一つずつおまけしてくれた。 今日は良い日だね。 誰かのおかげで、そう思える。 あぁ、最近のあたし、調子が良いかも。 来週の休みには独りだから、髪をストレートにしてこよう。
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