あなたに綺麗な傷をあげる
生涯、忘れられないように


お久し振りです。
2007年04月13日(金)

いちごです。
こうやって名乗るのも、すごく久し振り。



本当なら、あの子と一緒に書いているブログがあるんだけど、何となく、こちらに書きに来てしまった。




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愛しているかと問われたら、愛していますと答えられる。
それなのに、その不器用さに苛立ってしまう。

どうして、と思う。

それを口にしてしまった。あの子を傷付けるやり方で。
ううん、どう言ってもきっと傷付けたはずだけど。

傷つきやすい、とてもナイーブな性格で。
あたしのことを愛しすぎて盲目で。
臆病者で意地っ張りで。
あの子は、余りにも不器用だと思う。



それが、あたしを苛立たせる。
やり方なら幾らでもあるじゃないの。
あたしを宥める方法なんて、幾らでも教えてあげたじゃないの。
あたしがどんなに怒っても、拗ねてもさ。
ただ抱きしめてくれれば、誤魔化されてやるのに。

「何か言うことはないの?」と尋ねれば、
「何を言っても逆ギレみたいになる」と答える。

臆病者。喧嘩してよ、せめて。心を聞かせてよ。
それでダメなら、あたしたちはきっとダメなんだよ。最初から、もう。





来週、あたしは26歳になる。
古巣を抜け出して、このアパートで二度目の誕生日を迎える。
二人が二人になれるまで、あと四年と四ヶ月。






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