あなたに綺麗な傷をあげる
生涯、忘れられないように


Ante meridiem の 空。
2007年11月12日(月)

天気予報は雨。
気温は低下傾向。

お休みには王子でドライブの予定だったのに、
気紛れな秋空に振り回される。

でも、目が覚めた午前中。まだどこのお店も閉まっている、9時。

「青空!」

あたしと華は喜び勇んで、出かけた。



100ccの小型バイク、あたしの可愛いAPE100、名前は王子。
白に市松ラインのジェットヘル、あたし。運転手。
ツヤ無し黒のジェットヘル、華。ダンデムシート。
まだ未熟なあたしの白い愛車、御機嫌な王子。
三匹の蝶のステッカー。
観光地から少し離れた池まで、ぐるりと大回りのドライブ。
風が強くて、高架の最中に煽られる。
山は少しずつ秋の色、まだら。
ああ、これがしたかったんだ。華とダンデム。



6年振りのミッション車は、まあ、何とか慣れてきた。
でも、初の二人乗りは、なかなか難しい。
二人分の体重に、王子が「重い」と文句を言ってる。
坂道発進でエンストしちゃうようなあたしは、下手な運転手だ。
それでも王子は従順に走ってくれる。
背中の華が楽しそうだ。



でも、とにかく寒かった!!



ドライブの締めは、ファミレス朝ご飯。
「バイクの免許、欲しくなった?」
「もう少し金が貯まったら、とるよ」
「後から、試しに乗ってみる?」
「いや、いい」
「なんだ……華がエンストでダサいとこ見たかったのに」
華が苦笑いを浮かべて、もっと嫌だと言う。

格好悪くてもいいのに。
あたしと同じ視界で、世界を見て。
シールド越しはどうしても頼りないけれど、それでも綺麗だよ。






↑コメント変わります↑

午前中に行ってきて良かったね。
その後、たくさん遊んで、DVD見て、ゴロゴロ。


幸せ。



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