あなたに綺麗な傷をあげる
生涯、忘れられないように


プリマヴェーラ。
2008年03月24日(月)

春、だからなのか。
それとも、一つの山を越えたのか。


あなたに、会いたいと思う。
切羽詰まった焦燥ではなく、
ほんのりと、灯りがともるように。

あなたに会いたくなる。
そんな瞬間がある。





きっと、一番の理由は、
華が「夏になったら引っ越そう」って言ってくれたから。
大きめの部屋を借りて、
華の持っているたくさんの本を、少しずつでも運ぶんだって。

あたしの目の前に、ようやく現実が見えてきた。

一緒に暮らせる日が、来るのだという、実感。



そう思ったら、あたしの焦燥は、
不安の裏返しなのだと、気付いた。






↑コメント変わります↑

一方的に頼るだけの存在にならないようにしたいけど、
嬉しかった。

目に見える未来は、あたしに、
もう少し我慢しておけるだけの、強さをくれる。



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