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向日葵のように
ひまわり
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2006年06月13日(火)
少しまとめて。

3月24日。
その日から
あたしの悪夢はまた始まった。

今まで目を背けていた事実に
立ち向かわなければならないときが来たんだ。

その日までのほぼ1年間、
彼には会わずに済んだ。
自分の感情を押し殺し、
神経症と闘う日が続いた。

最後と決めた日。
あたしは知ってしまった。
彼が結婚したことを。
彼に子供が産まれたことを。

会わなければ、
知らずに済んだ?
でも、今回知らなければ、
もっと傷付いた形で知らされた?

知ってしまったことはしょうがない。

彼の行いは許されることじゃない。
あたしは、
どんな気持ちで彼を見つめればいいのか。


やがて、
あたしたちの関係が再び始まった。
以前のように頻繁ではない。
あたしから連絡を取ることもない。
それでも、
彼の、あたしへの態度は変わっていなかった。
あたしの気持ちも、変わっていなかった。

しかし、始まったというのは
気のせいだった。
彼は昔を懐かしんでいただけだろう。


あの日から2ヶ月ほどしか経っていないある日、
かれはあたしに離婚すると言い出した。

混乱した。


押し殺していた感情が溢れ出した。
なんのために、あたしは自分を殺したんだろう。
なんのために、あたしは自分の子供を殺したんだろう。
彼には何も伝わってなかったんだ。

こんな大事なときに、
どうしてあたしのところに逃げてくるの。
どうして電車乗り継いでうちに来たりするの。

期待してしまう。
好きだと思ってしまう。
ろくでもない男。
ろくでもない人間。
なのに、
どうしてあたしは
彼を支えていきたいと思うのだろう。


歪んでいる。
間違っている。


今もこうして連絡を待っている。

会いたいと、願っている。



彼と一緒に居ると
あたしはすべてを我慢しなくちゃいけないのに。

どうして。




嫌いになれないんだろう。


あたしは
悲劇のヒロインを演じたいだけなんだろうか。

母であったはずなのに、
今のあたしは
女でしかない。

こんなんじゃ
あのコに顔向けできない。



激動の3ヶ月。
まだ2ヶ月半くらいかな。

気持ちの整理をつけなきゃ。


落ち着け、あたし。