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2003年10月02日(木) |
僕が肉を食べないわけ |
ポリティカルなヴェジタリアンは必ず読んでる(?)ピーター・コックスの著書を遅ればせながら読んだ。原文がどうかは知らないけれど和訳されたものがとっつきにくく読みにくい。
肉食の弊害や動物の権利、環境汚染や自然破壊などについて。ヴェジタリアンより、肉食をする人のほうが圧倒的に心臓病やガンなどので命を落とす確率が高いそうだ。原因は人間の体の構造があまり肉食に向いていない草食動物寄りだから肉を食べるという不自然なことを繰り返すことでこういった弊害が起きるということ。狂牛病も草食動物である牛の餌に肉をまぜて与えた(しかも共食い)ことが原因だったと考えると納得できる説だ。そして人々が普通に肉を口に出来るのは屠殺所での出来事が封印されているからで屠殺所の職員はヴェジタリアンが多いという。
この本にはヴェジタリアンレシピものっていてイギリス人である著者のレシピとは思えないほどアジアの食材が上手に使われていてどれも美味しそうだった。今度試してみたい。そして最後におや?と思ったのはこの本の訳者がピーター・コックスが「レシピを聞いただけで吐き気がしてしまう」という魚肉ハム・ソーセージを作る会社で働いていたということ。