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千葉までドライブして買い物をしてきた。京都の陶器屋さんが出している店舗で和食器を物色。はぁ陶器って値段と質がちゃんと比例していて息を飲むような素敵なものは息を飲むような値段がつけられている。季節によって雰囲気の違うものがでてくるのは四季の変化のある日本ならではでこれが地中海性気候のパースにはない良いところだ。うっすらとすすきの絵が掘られた複雑なクリーム色の長皿を購入した。
夕方家に帰ると中古車販売店のお兄さんが愛車の査定に来た。ついた値段によっては売ってしまおうと考えている。世間話をしていたら彼が仕事でロスに行ったときの話になり、「現地の事務所にいる日本人はもうアメリカ人ぽくなっちゃっててあんまりせかせか働かないんですけど、僕なんかはもう話がつかなかったらまずいなんて思っちゃって、休みもらっても仕事に走っちゃうんですよ。日本人の癖なんでしょうね」などと言っていた。彼の爪の垢を煎じてマーティンに飲ませたら少しは働きものになるかしら。休日まで働けとはいわないけれど毎日定時に引き上げてくる働き盛りの男の口から「もう働きたくない」とか聞くのは日本人のわたしには辛い。
このところ、日本の嫌なところばかりが目に付いてうんざりしていたけれど、今日は少し日本の良いところに出会えた。