My life as a cat
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2004年01月14日(水) あなたは絶対!運がいい

日本を発つ直前にSaikaさんに頂いた「あなたは絶対!運がいい」という本を読んだ。運は気からでプラスの気持ちが幸運をもたらすという内容。納得。

昔わたしのことをいつも「運が良いよね」と言う友達がいた。彼女が欲するものをわたしが持っているということらしかった。彼女にはただじっとしていてもわたしにそういう幸運がめぐってくるように見えていたようだけれど実はそれは容易に手に入れたものではなかった。だからいつもそれを言われる度に努力を認められていないようで内心ちょっと悔しく思ったが、それを口に出せば「あなたには努力が足りない」と言っているように聞こえてしまうのではないかと思い心に閉まっておいた。

北野武が以前テレビで言っていた。「人間の幸福の量はみんな平等なんだ」と。本当は平等に与えられている。それを生かすも殺すも自分次第。人を羨んでもはじまらない。運も同じ。幸運は頑張った人や行いの良い人に与えられるご褒美。

夕方、誰とも喋りたくない気分だったのでマーティンが帰ってくるちょっと前に散歩にでてしまった。遠回りをするバスに乗って通ったことのない通りを通って「こんなお店があったのか」と窓に貼り付いてみた。バスから降りたらお腹が空いたのでカフェでサンドイッチを食べて公園を散歩した。ジョギングする人、犬の散歩、観光客たくさんの人がスワン・リバー沿いの夕暮れを楽しんでいた。帰りは1時間ゆっくりと歩いて帰った。夜の訪れと共に星が次々に空に現れてその度に小さく胸を躍らせた。何かいいことが起こりそうな予感に包まれた。


Michelina |MAIL