My life as a cat
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2004年01月23日(金) ベトナム料理とわたし

ベトナム料理との出会いは19歳の時。書店で有本葉子さんのベトナム料理の本を見つけ、なんとなく可愛らしいその本を買って帰ったのがはじまりだった。が、いざ作ってみようと意気込んだところで当時銀座の明治屋でかろうじてニョクマムとライスペーパーが手に入るくらいでその他の食材を手に入れるのは難しかった。まだ手に馴染まずいまいちうまく作れなかった時に友達に遊園地へ行こうと誘われた。男女6人集まるというのでそうだ!みんなに試食してもらおうとチキンとレモングラスの入った炊き込みご飯を作って持参した。朝作りたてだった時はまぁまぁで「こんなもんかな」と思ったのに、ランチタイムに広げてみるとマズイ。そしてみんなの反応。。。無言で食べている。結局みんなで「変わった味だ」と言いながら黙々おなかに詰め込んだ。

それからも懲りずに色々作ってみたけれどことごとくマズイものが出来て食べられなかった。でもベトナム料理が美味しいということだけはよく知っていた。実際現地を旅行したときなど出てくるもの全てが美味しくて感動した。朝から激しいバイクの喧騒が聞こえるホーチミンで野菜たっぷりの朝食をもりもり食べ街にでると、現地人は家族で道端に座り込みフォーという米の粉で作ったヌードルを食べていた。肉の出汁をとってニョクマムを入れたスープに野菜やハーブとフォーを入れてレモンを搾って食べる。朝ごはんにでも食べられてしまうほど軽くてヘルシーなものだ。フォーボーというのが牛肉入りでフォーガーというのが鶏肉入り。この二種類が主流だと現地の人が教えてくれた。

パースに来てみたらベトナム料理屋が多くて外食二度に一度はベトナム料理屋に行っている。そして美味しいものにであうとレシピをスパイしている。まだまだわたしのベトナム料理探索は続く。


Michelina |MAIL