My life as a cat
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2004年02月10日(火) シンガポールの散歩道 〜リバーサイドで更けていく

ホテルのPCは日本語が全部文字化けしていてメールもチェックできなかったので朝にシティホールまで来た。結局ここでも日本語が打てるPCにありつけなかった。それにしてもこの辺りのホテルは立派。








黒猫発見。SARS騒動の時にシンガポールの野良犬、猫はみんな狩られて処分されたと聞いていたのに意外に野良猫をがいるものだ。でもどの猫も体が小さいのでその時に子猫でどこかで身を潜めていたのかもしれない。見ていたら近寄ってきて撫でたい衝動に駆られたけれど我慢。




















路地裏でおなかを空かせた猫がいた。何か食べ物をあげたいけれど去勢してあげられない猫に食べ物だけ与えるのは罪だ。誰か飼ってくれるといいね。


ナエちゃん達が観光客の見ないローカルなシンガポールを見せてくれるというので、シティホールから電車で15分、Clementiという駅に向かった。駅を降りたとたんに見たものはゴミ箱からはみ出したゴミ・ゴミ・ゴミ。
うわぁ幻滅。植物園、ラッフルズホテル、マーライオン、セントーサ島、
オーチャードロードあの辺りだけ歩く観光客には想像もつかない景色ではないだろうか。シンガポール=クリーンというイメージはあえなく崩壊。






待ち合わせの時間より早く来てしまったのでちょっと歩いてすごくメッシーなフードコートに行き、チャイニーズ達に紛れてコピを飲んだ。席がなくて相席させてもらった。目の前では歯が一本しかない叔父さんがお粥を食べていた。ここですごい光景を目にする。コピをテイクアウェイしたいというと金魚すくいの時に金魚を入れてくれるような袋にコピを入れて客に渡すのだ。ラッフルズの周りのクリーンなCafeで紙コップに入れてテイクアウェイすることを考えると本当にローカルなシンガポールを見た感じだ。後でナエちゃんに聞くと缶詰の缶にコーヒー入れて持ち歩いてる人もいるんだとか。そしてなんとこのメッシーなフードコートはシンガポールの衛生局がやってるクリーン判定基準ではABCDEのうちCという判定をもらってるらしい。DEってどんなんなの??想像したくな〜い。



















ランチは美味しいパン屋さんに連れて行ってもらった。久々に日本のようなしっとりパンにありつく。そしてちらっとオーチャードロードを歩きチャイナタウンへ。横浜中華街などとは違ってここのチャイナタウンにあまり活気がないのはこの国の大半をチャイニーズが占めるからだろうか。あまり生活感漂っていない。

可愛らしい巻きスカートが10ドルくらいで買える。2枚購入。ナエちゃんはパースに住んで以来物欲を失ってしまい欲しいものが殆ど無いと言っていた。すごくよくわかる。わたしも物欲弱し。衰えないのは食欲だけだよね〜と意見一致(笑)

ライチをおなかいっぱい食べたくて来たんだけれど季節を過ぎているのか売っていなかった。


夜はデニスがベストなラクサを食べさせてあげると言ってなかなかメッシーなところに連れて言ってくれた。でもそこのラクサは本当にすごく美味しかった。具に貝が入っていたのだけれどこれにアタル人が多いので食べないほうがいいよと教えてくれた。ナエちゃんのヌードルには髪の毛も入っていたのだが黙って取り除くのを見ると、随分鍛えられたもんだ。







そしてまたデニスはゲームにわたし達はリバーサイドで飲むことにした。川べりの生ぬるい風にシンガポールにいることを実感。

デニスの家族とのつきあいのお話やナエちゃんがパースに帰国してからのこと、わたしのベジタリアンレストラン計画、あれこれ話して最後の夜は尽きていった。

ホテルに帰ってベッドに横たわっていると裏路地から眠らないインド人達の喧騒が聞こえてきて今日でこれも終わりかぁと思ったら淋しくなった。パースの夜は静かで短くてあまりにも健康的だから余計かもしれない。


Michelina |MAIL