My life as a cat
My life as a cat
DiaryINDEXpastwill


2004年02月09日(月) シンガポールの散歩道 〜ラッフルズの夜景

朝起きてまた昨日のベジタリアン食堂にコピを飲みに行った。わたしは普段は朝ごはんを食べないので料理はとれず、蓮根ボールのようなものをつまんだ。ここの奥さんは太った黒木瞳のような雰囲気の中国人で顔の作りはとても綺麗なのでもったいないなぁと思った。

お昼にナエちゃんとシティホールという東京で言う丸の内みたいなところにある古本屋に行くつもりだったのだけれど、急にちょっとした用事を思い出したというので一人で行くことにした。ここは本当に日本人ビジネスマンが多くて丸の内みたい。日本語があちこちから聞こえてくる。ちょっと面白い話は日本人駐在員というのはとてもリッチで現地採用で働いていたナエちゃんとは
随分待遇が違うのだそうだ。そしてその駐在員の奥さん達というのもエステに通ったりして肌もピカピカ、綺麗な服を着ているらしい。
パースでワーホリ日本人のような汚らしい恰好の日本人ばかり見ていたデニスは
「うわ〜。綺麗な日本人だー!」
と感動したらしい(笑)

地下にある和書の古本屋さんに行ってみた。スーツを着た日本人ビジネスマンばかりが本を物色していた。でも、もっと大きな古本屋があると聞いていたのでそこで2,3冊だけ買った。

そしてBugisという駅でナエちゃん達と合流。デニスは食べるのが大好きで、昨日から
「今日は何食べる?」
とそればかり。今日も会うなり
「アレ食べなきゃ、コレ食べなきゃ」
と言われ、とりあえず彼がおすすめのココナッツジャムとバターを挟んだトーストを食べに連れていってくれた。甘さ控えめでとてもおいしかった。これはパースでも買えるようだ。これを食べているそばから
「じゃぁ、次は何食べる?」と聞かれてしまった(笑)。

そして大きな古本屋さんに連れて行ってもらった。ここは未購入の本もお茶を飲みながら読めるCafeと本屋が一緒になったようなところでまるで東京にいるみたいだ。ラッキーなことに今日は丁度半額の日だったので沢山買い込んでしまった。そして明治屋にも連れて行ってもらってパースでは買えない日本の食材を買った。ここ、日本のスーパーとなんら変わりはない。


そして夕方はデパートの地下にあるフードコートのようなところで食べた。色々なお店があってそこで自分の好きな物を選んで食べる。わたしはTAU FUと書かれたテナントに行った。←この中で好きな物をボールにとってレジに行き、好きなヌードルを選んで汁とネギを入れてもらう。これで5ドルくらい。ここは本当に食べるものや着るものは安くて土地や車が高いようだ。






餃子やフィッシュボールもどきをとってみたけど本当に肉じゃないの?って何度も聞きたくなってしまうくらいよくできた擬似肉だった。ナエちゃんいわくシンガポールの人達は思ったよりも肉を食べないんだそうだ。ここに引っ越してきてから無意識ベジタリアンのようになっているということだった。確かにパースではベジどころかミータリアンだったデニスがベジタリアン食ばかり食べているので驚いた。ここでナエちゃんはチャイニーズのベジタリアン食のテナントに並んでいたら
「日本人?ここ肉無いよ」
と言われたらしい。ふむ、、、。日本人は肉好き国民ということなのだろうか。

わたし達が食べていたところのすぐ近くでデニスの叔母さんがアップルストルーデルを売っていて、持ってきてくれた。ドリアンストルーデルも。どちらもすごくおいしい。パースのアップルストルーデルを見て正確にはジャーマンオーストリアンのマーティンはいつも
「これはアップルストルーデルではない」
と怒っていたけど確かに随分違うな。これは生地が薄くてシャリシャリっとしてて中のアップルカスタードもドリアンカスタードも甘さ控えめでとってもおいしかった。はぁ食のことを考えるとパースに帰るのが嫌になるわたし。


デニスはゲームをしに行き、大人のわたしとナエちゃんはラッフルズシティの上にあるBarで飲むことにした。以前はIDチェックがあったのに今回素通りできたってことはそういうことなのか??入ってみてショックを受ける。6年前に来たときはとても静かで夜景の綺麗な大人のBarだったのに今は音楽ガンガンでクラブのような雰囲気になっていて、隣の席の男性群がやかましかった。でも久々の再会を遂げた彼女と色々話せて楽しかった。パースにおける過去の人種差別のお話、教育者として真実を教えたかった彼女のお父さんや
小説を書き続けるお兄さんのお話、子供の頃からビジネスマンになることしか教えられない中国人達の話、シンガポールの駐在員たちのお話、、、、、尽きることがなく喋り続けた。

















Michelina |MAIL