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深夜の空港に友達を迎えに行った。バリ島からの飛行機が着陸するのを見てうわー飛行機ってすごいねと二人して感動し、出口で待った。
待つこと1時間。出てきた彼女をすぐに認識できた。変わってないなぁと思っていると反対に先手をうって「変わってないね」と言われてしまった。マーティンと同い年生まれのオンボロ車に乗って家に向かう。この車を見ると大抵の日本人はひくのだけれど、ここ1年をほぼバリ島で過ごした彼女には違和感ないらしい。家に着いて再会のワインを開ける。彼女はすっかり酒に強くなっていてマーティン並によく飲んだ。が、彼女とマーティンは会話が成り立たなくてそのうちマーティンはゲームを始めて気付いたら寝ていた。小さな声も響いてしまうような静かな夜中のキッチンで、彼女が持ってきた昔の友達の写真を見ながら話を聞いた。わたしはこつこつKeep in touchするタイプではないので知らない話ばかり。みんな違った状況の中で違った悩みや喜びを感じて生きているようだ。略奪愛の末に幸せなお母さんとなった友達、余命の短い闘病生活のBFを持ちその病気に関しての勉強に励む友達、自身が体調を崩し楽しくやっていたBFとも別れてしまいいまいち何もかもがうまくいかないという友達、仕事の面では夢を叶えてうまくやっているのに恋愛面ではいつもトラブル続きの友達、実はゲイだった同級生(ほんとビックリ!!今、彼には素敵なBFがいるらしい)。。。。。そして彼女のバリのお話、バリニーズの元彼とは経済格差や宗教、文化の違いで解かりあうのが難しかったということなど。
「成るようになる!」という楽天的な性格は全く変わってなくてこれからここでうまくやっていけるかなぁと心配するわたし達を尻目に"Thank you!!"と豪快に言い放ち去っていった。そんな彼女の背中を見ていると本当に「成るように成るかも」と思えてきてしまうのだった。