My life as a cat
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2004年04月14日(水) Would you like〜?

女友達と3人赤ワインを持ってコリアンレストランへ。話題は国によって様々な男性と女性の立場の違い。

マーティンは自分がどこかへ行きたい時、必ずわたしに"Would you like to go 〜?"と聞く。"Would you like 〜?"と聞かれたら答えはYesかNoかになる。特に考えてなかった場所を言われてもNo......と答えることが多い。するとがっかりした顔をする。要するに自分はそこに行きたいけれどまずわたしがYesと言わなければ誘えないのだ。別に"Why don't you go〜"とか"Let's go〜"とか言ってくれれば日本人のわたしには自然なのだけれど、絶対にそうは言わない。本当に行きたい時などNoと言っているのも関わらず何度も"Would you like?"と聞いてくるのだから鬱陶しい。逆に"Would you like?"と聞き返すと"YEEEEEEEEEES!!"と言う。結局わたしが"OK,let's go"と言ってそれで交渉成立なのだ。何でも最終的な決定権はわたしにあり、彼は絶対に決定することはせず可能性だけを示してくる。"I can take you 〜"とか"You can stay here"などなど。これはいかに女性が強い国で育ったかということを示すものなのかレディファーストの精神なのか、、、。日本人男性ならば大抵は「〜に行ってみない?」などと誘うのではないだろうか。そう誘われれば「うん、行ってみようか」などと自然に答えられるのに。わたしと彼だけの話なのか、それとも欧米人はみんなこんな風に(女性上位というのかレディーファーストというのか。。。)女性が決定権を持つのだろうか。オージーもやはりどちらかといえば女性が強く男性が優しくておとなしい。女性はいつもお姫様扱いされているので謝ることを知らなかったりする。中国系マレーシア人のBFを持つユナちゃんは「うちはあっちが全部決めるよ。すごい亭主関白」だと言い、中国系オージーのBFを持つナエちゃんは「うちも"Would you like〜?"って聞いてくるけどそれは質問じゃなくてもう"行くぞ"って意味なんだ」と言っていた。やはりアジア系は男性上位?と思うがこちらは夫婦が財布を別々に持ったり旦那さんがコントロールする家庭も多いのに対し日本は奥さんが財政をコントロールする家庭が多いからまたそれも面白い。


Michelina |MAIL