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| 2004年07月10日(土) |
家族一人増えてない? |
土曜日だというのに、プレゼンテーションがあるらしく仕事上のパートナーは疲れた体を引きずって出かけていった。あぁ彼女がどうか倒れませんように。疲れきった彼女の背中に自分の近い未来が見えてぞっとする。。。ともあれわたしは待ちに待った休日。神経的疲れを取るには黙って散歩でもするのが一番、と銀座へ出かけた。バーゲンシーズンなのに銀座はごみごみしてなくていいなぁ。よたよたと歩いて、Silver Spoonというブランドの若草色のワンピースを手に入れて、どこか素敵な場所へ出かける自分を想像した。一人でぼーっと歩くことがとてもリラキシングだった。
夕方家に帰ってシャワーを浴びてまどろんでいると最近以前にも増して頻繁に遊びに来るようになった父の知人の若い男の子が普通に自分の家に帰宅するようにやって来た。最近はうちの家族に自然と溶け込んでいるので気を使わない。特に相手もしないし、気が向くと一緒に飲むくらい。うちの家族は誰かが客を連れてくるとたちまち家族の一員のように扱ってしまう。人懐っこいのだろうか。マーティンが来た時もすっかり我が家の息子のようになっていたし。今日は父の誕生日で夜遅くに外で遊んでいた妹がバースデーケーキを買って帰宅したので蝋燭を立ててお祝いした。家族の団欒が無いという彼は「家族っていいですね」と飲みすぎの虚ろな瞳を潤ませていた。確かに、そう言われてみると普段は当たり前となってしまっているがとても幸せなことだ。
夜中の1時頃、わたしが彼の車を運転し、免許取り立ての妹が母の車を運転し、まっすぐに歩けない彼を家まで送った。いつの間にか兄弟が増えたような気分だ。