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ちょっと可笑しい話。会社の30代前半くらいの見た目の女性をみんなが「オバサン」と呼んでいるので面食らった。どうみても気軽に「オバサン」なんて呼ばれることが似合わないキャラである。見た目はマジメそうで話してみても至って普通の女性だ。が、今日彼女の苗字が「大場さん」だということを知って大きく納得した。
この会社は日本にあっても日本の習慣を無視している人間は結構いる。その中でも日系人というのはちょっと異様。日本語で電話をかけてきて、自分の日本の下の名前を名乗る。今日は威勢の良い日系人から「ケンジでーす!」と電話がかかってきてなんだか夜の世界みたいだと思った。
疲れ果てて家に帰り母親にあれこれ会社のことを話していると、「ミケリーナは女ばかりの職場は合わないだろうと思ってたよ。自分が大雑把で男みたいだからね」と言う。さすが親。見た目が「女」なので他人は相当親しくならないとなかなか気付かないようだ。性格的にはさっぱりした裏表のない良い人ばかりで一緒に飲みたい感じだけれどやはり仕事の上で合わないのだ。女性は細かい。どんなに忙しくてもさほど重要でないドキュメントに何度も直しを入れたりする。まぁかといって隣のビルの男性陣はあまりにも大雑把で本当に重要なこと以外は一切関与したがらない。わたしは中間を行き来しているのだ。