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My life as a cat DiaryINDEX|past|will
同僚と一緒にぐったり家路につく。疲れ果てた彼女の口から一度でてしまった不安や心細さは止まらない。年も同じだし、職場に対する不満も同じ。違うのはわたしには帰る場所があるけれど彼女にはそれが無い。わたしの帰る場所は家族がいる家やマーティンとミケのいるパース。本当に仕事が嫌ならば辞めてしまっても次の仕事が決まるまで頼れる人がいる。けれど、彼女にはそれが無い。今の職場に来てから一度ストレスからくる病気で入院してしまったというけれど、それでも辞められないのはどうしても自分で食べていかなければならないから。一人は心細いよーと淋しそうに言われて「BFがわたしの誕生日を忘れた」だのとわたしの甘ったれた悩みを話したことを少し後悔した。
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