My life as a cat
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2004年08月05日(木) ビルの隙間の蝉の声

友達の結婚式へ行くと言って2日仕事を休んだわたしのパートナー(仕事の)が出社するなりわたしにアツい決意を語った。

"わたしもう決めたんです!"
"え?何を?"
"もう絶対に終電で帰ります!"
"え?"
"どんなに仕事が沢山あろうと、わたしは絶対終電で帰りますから!"
"えっ、えぇ。。。そうしたほうがいいですよ"

かなり引いていると

"ミケリーナさんも結構担当増えてきたしこれからきっと残業増えるんでしょうけど終電で帰ったほうがいいですよ"

えっええーーー!終電って。。。。死んじゃうよ、わたし。。。ここの会社の人達は感覚麻痺しているに違いない。

寝ても疲れが完全にとれないだるい体を引きずってお昼にビルの隙間を歩いていたらふと蝉の声に気付いた。ビルの庭に植えられた木にとまって鳴いていた。こんなビルの隙間でも生きられるんだー。ふとラジオ体操や駄菓子屋でラムネを飲んで過ごしたかれこれ20年前くらいの夏休みを思い出して大人になるって大変なのねと今更実感した。


Michelina |MAIL