My life as a cat DiaryINDEX|past|will
わたしの朝はエスプレッソではじまる。プレッシャーバルブのついたビアレッティのエスプレッソメーカーでぎゅっと圧力をかけて抽出する表面にクレマの乗ったカフェ。イタリア人には解せないらしいが、砂糖も入れない。バルコニーのテーブルに置いたら、おっぱいを飲み終えて、沐浴して、アーモンドオイルを塗ったピンク色の頬をつやつやさせてご機嫌なロクちゃんを抱きかかえてきて着席して膝に乗せる。2つある椅子のもうひとつにはクロちゃんが座ってる。こうして3人揃って朝日を浴びる至福のひととき。さて、カフェをひとくち、と啜ると胸の方からニョキッと小さな手が必ず伸びてくる。もうこのところロクちゃんは食べ物にも興味津々で何でも手を伸ばしてくる。口に持っていくと何でも嬉しそうに舐めてる。好き嫌いはなさそうだ。中でもカフェを淹れると鼻をひくひく動かして夢中で掴み取ろうとするのだ。
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