| 2007年02月05日(月) |
有名人口元チェック アニータ・アルバラード |
先週末、南米の国チリから日本へやってきたある女性がテレビで取り上げられました。その女性の名はアニータ・アルバラード(アニータ)。
今から6年前、青森県住宅供給公社の元職員である千田郁司が公金横領の罪で逮捕されました。千田郁司が横領した金額は、尋常な額ではありませんでした。およそ14億円余り。どうしてこのような高額の公金を横領することができたのか、いい加減な会計管理や責任の所在などが当時の大きな話題になったものです。 捜査が進むに従い、横領した金の多くが一人のチリ人女性に送金されていたことが明らかになったのです。その女性がアニータでした。 千田受刑者はアニータと婚姻関係にあったようですが、アニータは日本を離れチリに帰国していました。そんなアニータに対し、千田受刑者は公金を送金していたことがわかったのです。アニータは千田受刑者から送金されたお金で自身の豪邸を建てたり、レストランや病院を買収するなどしていたのです。 後日、青森県はアニータに渡った公金を回収しようとしたようですが、結果的に5千万円しか回収できなかったとか。一説には弁護士費用がかさみ1000万円程度との話もあるくらいです。
あれから6年。当事者の一人のアニータがどうして今頃日本にやってきたのか、正直言ってよくわかりません。何でもチリのテレビ局の番組がらみで来日したようですが、先週の後半にはアニータの動向を日本のテレビも頻繁に伝えていました。
正直言って、僕はあまりアニータに関心は持たなかったのですが、テレビに放映されたある写真を見て、おやっと思いました。それは、アニータが千田受刑者との結婚した際に記念に撮影した写真でした。 いつものように、口元に視線を向けると、写真に写っていたアニータの口元が今の口元と違うことに気が付きました。結婚当時のアニータは前歯の一部が口唇側に傾いていたのです。すなわち、上の前歯が出っ歯だったわけです。ところが、今のアニータの口元は前歯が全てメタルボンド冠という被せ歯に変わっているのです。
歯を削って歯並びを治す治療は、芸能人がよくやる手です。矯正治療で歯並びを変えるのは時間がかかる。それならば自分の歯を削り、被せ歯によって歯並びを修正する方が手っ取り早い。以前、八重歯で有名だったアイドルが突然歯並びがよくなったなどというケースは、歯を削り、被せ歯にしたと言って間違いないことでしょう。 アニータも自分の歯並びにコンプレックスがあったのでしょう。自分の前歯を全て被せ歯にしてしまっています。
いつアニータがメタルボンド冠という被せ歯をセットしたのか定かではありませんが、少なくとも千田受刑者との結婚後、何処かの歯科医院で治療を受けたはずです。日本の歯科医院なのかチリの歯科医院かはわかりません。もし、日本の歯科医院で治療を受けたならば、彼女の歯の治療に要した費用は100万円はかかっていることでしょう。 このような高額な治療費を支払うことができたのなら、この費用の支払いの元手は一体何なのでしょう? そうです。青森県住宅供給公社から横領され、千田受刑者から送金された公金の一部が彼女の被せ歯の治療に使われている可能性が高いのではないでしょうか。 アニータは、多額の公金をチリでの豪邸やレストラン、病院まで購入するような輩です。自分の私物や体に対しても相当の投資をしていても不思議ではありません。その中に自分の被せ歯の治療費用も含まれている可能性が極めて高いと思うのです。
いずれにせよ、自分が日本でどのように思われているのか知ってか知らずか、堂々と日本にやってきたものです。厚顔無恥も甚だしいと思うのですが、そんな厚顔無恥の輩に付き合う日本のマスコミも如何なものかと思いますね。僕もそんなマスコミに踊らされた一人ではあるのですが、少なくともアニータの歯の治療に青森県住宅公社の公金の一部が使われている可能性が高いことを知ることができたのは、ある意味、収穫だったかもしれません。
|