歯医者さんの一服
歯医者さんの一服日記

2009年05月07日(木) ママ友の噂話はスルーするのがちょうどいい

久しぶりの日記更新です。ご無沙汰しております。皆さんは今回の連休如何お過ごしだったでしょうか?当方はほとんど家でじっとしておりました。連休前から体調を崩していたからです。連休前にひいた風邪ですが、年のせいか治りが遅く、鼻水が出たり、倦怠感が続いたりしておりました。ほとんど家族サービスらしいことをすることができず、心苦しいところもありましたが、体が資本の四十路男には今回の連休、結構貴重な体調回復期間でありました。

さて、そんな連休に我が家には来客がありました。従妹が我が家を訪れ、お茶をしていったのですが、従妹の悩み話を聞いてしまいました。その悩みとはママ友との付き合い。
現在、従妹は二人の子供がいて、上の子供が幼稚園の年中生の女の子。元気に幼稚園に通っているのだそうですが、この子が幼稚園ではやんちゃで教室の中で仕切るくらいの元気さなのだとか。その様子を伝え聞いた従妹のママ友が幼稚園での噂を従妹に言ったといううのです。

「○○ちゃん(従妹の子供の名前)、幼稚園の中では相当な噂があるらしいよ。」
従妹が事の真意を確かめたところ、
「そんなこと私の口から言えない!」

何と陰湿な言葉なのでしょう。従妹はこのママ友の言葉に憤慨すると同時に非常にママ友との付き合いをどのようにすればいいのか、悩んでいるというのです。僕が聞いていても相当な意図があるような受け応えです。明らかに従妹に対して快く思っていないママ友であることは明白。

幼稚園や保育園に通わせるお母さん同士の付き合いにはこの手の悩みが少なくありません。僕自身、過去に某幼稚園のPTA活動に携わっていた経験から言っても、ママ友の付き合いの難しさはよく理解できます。僕は従妹に対し、あることを言いました。

「幼稚園で広まっている噂というのは見事に嘘ばかりだよ。」

驚いた従妹に僕は言葉を続けました。

「かつて、僕はPTAで聞いた幼稚園の噂を全て検証したことがあったの。全部で数十ぐらいあったかな。全部裏を取ったのだけど、ものの見事に全部の噂が真実じゃなかった。その経験から言えることだけども、ママ友は本来の話を読み違えたり、聞き違えたり、理解が間違っていることは日常茶飯事。しかも、その話を勝手に解釈したり、意図的に話の一部を変えたりするのよ。その噂が伝わるといつの間にか噂に尾びれ、背びれが付き、いつの間にかとんでもない話に発展していくの。結果、さも本当の話のように噂が定着していくのよ。ママ友同士の付き合いが良好であればいいんだけど、何らかの感情的なしこりがあれば、さらに噂が変質する。」

「ママ友は、これら噂が本当かどうか信頼できるところから裏を取ることがまず無い。だから僕は噂を全て徹底検証したことがあったんだけど、見事に本当の話からずれていたものばかりだったよ。ということは、ママ友同士で伝わる話は信用できないってこと。もちろん、ママ友同士の話は付き合い上、聞かないといけないだろうとはおもうけど、馬耳東風でいいのよ。スルーしちゃってちょうど良い。そう思えば、ママ友の話は気楽に聞けると思うよ。」

子供が幼稚園に通っている間、付き合うことになるママ友。付き合っているうちにいろいろと嫌な所が見えてきたりするもので、噂話はさらにそんな状況に悪影響を与えるのでしょう。いちいちそんな噂話に付き合っていると精神的にこたえます。従妹には付かず離れず程度のママ友付き合いで、何とか子供と一緒に幼稚園での生活を過ごしていって欲しいものです。


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