マユミの日記
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2006年05月11日(木) S先生との日々⑥

S先生と逢ったらずっとあたしはS先生の膝の上に座り、抱き合う形でずっとキスをしていた。
キスだけだったのがいつからかS先生は胸や体に触れる事が多くなっていった。
抱きしめあってキスをしていると突然S先生はあたしから離れて
『これ以上はダメだ』
と言って背を向けてしまう日が2週間ほど続いた。
あたしはS先生に嫌われたんだと思って1日S先生の元へ行かなかった。
次の日の昼休み、S先生はあたしに近づいて小さな声で『今日は大事な話しがあるから必ずおいで』って言った。

塾が終わって教科室に行ったらS先生はいつもの様に膝の上に手を置いて
『ここにおいで』ってした。
あたしはそこに乗りかかるか否や『S先生はあたしの事好きじゃなくなったの?』と聞いた。
S先生はびっくりした顔で硬直していた。
膝の上に座ったあたしを一人できちんと椅子に座り直させてS先生は入り口へ向かった。
『あたしはもっと先生にキスして欲しい。もっともっと先生に抱きしめて欲しいよ!』
そう叫んだ時部屋の電気がパチっと音を立てて消えた。


マユミ

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