マユミの日記
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中学校最後の夏休みが終わる8月31日。 相変わらずな日々が過ぎていた。 部活が終わって先生を待っていた。 いつもなら笑って近づいてくるS先生が今日は何故か真剣な顔だった。 誰もいない学校の階段でいつもの様に腰を下ろして話しを始めた。 他愛のない話しが続いた。
沈黙の後、 『ボクはマユミの事が好きなんだよ・・・』
『・・・・じゃあ・・あたしもです。あたしもS先生が好きです。』
S先生は手を強く握った。 『良かった。でもこれから色々と大変だよ。マユミは耐えられるか分からないけれどボクが守ってあげますから。』 『うん』 そして初めてキスをした。 抱きしめられるだけで気持ち良くてずっとこのままでいたいと思った。
それから間もなくあたしは高校受験の為、部活を引退する事になった。 あたしは塾が終わるとその足で学校へ向かいS先生を訪ねる様になっていた。S先生がいる教科室は学校のちょうど裏手にあった。 いつもそこまで自転車で行き、わざと堰をしてS先生を呼び出していた。 S先生はいつも窓から顔を出して『おいで』って手招きをしてくれた。
S先生と二人きりの空間は居心地が良くて土日は父親にウソをついて一日中先生と一緒というときもあった。
マユミ
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