はぐれ雲日記
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今日は雪。(ちっ)みぞれに変わって・・・ぶるる・・・。 石油も残り少ないし、さりとて買いに行くのもしゃくだし・・・
きっと明日はぽかぽか陽気。 えいっ、 もうここは 熱いお風呂に入ってそのあとあったかいおこた。 ぺットボトルに熱い湯う入れて ゆたんぽにして 早いとこ寝ちまおう。 うん。うん。 この3段階で行こう。 どんかくシヤワセ〜ってなもんで、 なんとなく昔のこと思い出したりして・・・。
子どものころはエアコンなんて物は無いから 豆炭火鉢で手あぶりだけしてすぐ木枯らしの吹く横丁へ 飛び出していったっけ・・・。寒さはあまり感じなかった。 お腹がへったころ家に帰って、めざしとか厚揚げ、青菜の煮びたし 白菜のおこうこ・・・そんなもんを腹いっぱい食べて それから家族でゾロゾロ銭湯に行った。
そのころは時計がわりに一日中ラジオをつけていた。 兄弟の体温でだんだんとあったかくなってくる布団の中で 聴くともなしに聴いたのが 落語。 今でも忘れられないのが”粗忽長屋” 本題に入る前の導入部だけど、あのころはめちゃめちゃウケた。
世の中にそそっかしいひと、粗忽者てぇのがおります。 むこうから来る人...誰だったっけなぁ、この頃会ったことがあるぜ、想い出せねぇなぁ... あ、向こうも気が付きゃがった...笑いながらこっちへ歩いてくるぜ...弱ったなぁ... 向こうがこっちを知ってるってのに、こっちが想い出せねぇってなぁ気まずいなぁ... まぁ、しょうがねぇや。聞いてみよう へへっ、こんにちわ...あのー、お見それしやしたが、どちらさんでござんしょう...
バカ、おめえの親父だ!
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