はぐれ雲日記
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2002年02月22日(金) |
2月22日 花粉症と漢方(゚Д゚ )(T_T) (; ´Д`)|(=゚ω゚)(>_<) |
ほんと、苦しいよ〜 昨日は退勤後にツムラのプロパーと、うちの病院の東洋医学のDrによる 「花粉症と漢方」の講習会に参加。 ドクター、薬剤師、看護婦などが熱心に聴講。すでに目や鼻が真っ赤な人も。 サンドイッチとりんごパイ、それにホットドリンク付き。 会議室の隅では、コーヒーポットのようなものの中でなにやら煎じ薬が煮立っている。
ここんとこひどい花粉症でまたまた「涙の季節」を向かえ、 もう、西洋医学の抗ヒスタミン剤では眠気と戦う苦しさに嫌気がさして 今年は漢方薬で病気にトライしてやろうと、漢方医を受診しているのですが。 しかし、今日の講師のプロパーさんがマスクしているのは「へ???」という感じ。
国民病 花粉症の講義のまとめです。
【実証タイプ】 比較的体力があり胃腸も丈夫な人 麻黄(まおう)という生薬が含まれる処方を頻用しますが、これらの麻黄剤という薬は効きめが早く飲んですぐ効果があらわれる場合も少なくありません。代表薬は麻黄湯(まおうとう)で、頭重・鼻水鼻づまりなどに効果的です。葛根湯加川きゅう辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)は鼻づまりが強い症例や蓄膿症を併発している時に良く使われ、小青竜湯加石膏(しょうせいりゅうとうかせっこう)はひどい水様の鼻水と口渇などの熱症状がある時に使われます。風邪薬で有名な葛根湯(かっこんとう)も鼻炎に効果が高い処方です。これらの処方はすべて麻黄剤で、即効性が期待できます。 【虚証タイプ】 体力的に比較的虚弱な方や高齢者 このタイプは冷え性で胃腸虚弱なら六君子湯(りっくんしとう)のような体質改善薬が最適です。中間証でもあげた柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)や五積散(ごしゃくさん)も使えます。特に冷えて体力が落ちている場合麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)もよく使われます。
そうそう、 麻黄(まおう)という生薬が含まれると、これはエフェドリンという物質なので ドキドキしてしまうという人はおすすめできません。 そういう人は「桂枝湯」を合わせるといいとか。 わたしは小青竜湯ともうひとつを飲んでます。 それと、かならず温湯(けっこう熱い)で飲まないと 効かないということでした。
ちなみにこんなサイトも見つけました。↓
http://www2.health.ne.jp/library/3000/w3000413.html
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