1月のグレイが低く空を覆う小学校やそれぞれの暮らしが連なる街の上に氷のような冷たく重い雲 なのに なんだか 暖かいものにつつまれているようでもやもやの気持ちひとまとめ 雲が優しくのしかかり湿気をふくんだ息を吹きかけみんな 忘れさせてくれるとけてゆく 灰色の空の中へと どこまでもガラス窓のこちら側 熱い紅茶を ひとくちなにも考えられないようになるのはいいことでしょう?