☆空想代理日記☆
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昨日は待ちに待った選挙の投票日だった。しかし急にどうでもよくなり無視してしまった。
それから日曜日といえば格闘技の練習をしなければならなかった。あまり天気は良くなかったが、河川敷へ行ってみた。
いつもはウォーキングしている人や鳩に餌を与えている人やアルコールを口に含んで火を噴く人やその火を噴く人を遠くから観察している人たちでごった返している河川敷も、人っ子ひとりいなかった。
実は不逞者は河川敷になど来ていなく、車に轢かれそうな子犬を助けるために自らを車に投げだして病院に入院しているのかもしれない、と錯覚をした。
しばらくすると雨が降ってきたので現実だとわかった。つまり、誰もいない河川敷で美談な空想にふけっていたことになる。少しだけ恥ずかしいと思った。こんなことをしてしまう親の顔が視てみたいものだとも思った。
雷がすごかったので河川敷から避難してラーメン屋に入った。近くのテーブルで何ラーメンにしようか悩んで会話している3人組がいた。不逞者もこっそり脳内で参加したのだった。
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