☆空想代理日記☆
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今日の一言 自宅のベッドの上で子機を使った通話は、大人に成長した感じがあった。携帯電話では感じられない。
昨日はいい天気だった。下敷きをわきでこすって髪の毛を静電気でたたせたくなるくらいに清々しかった。ということは、河川敷でトレーニングをしなければならなかった。
前回とは違い、たくさんの人々が河川敷でたわむれていた。自然のたくましさを思い知らされたようだった。
トレーニングの内容は、歩きすぎて踵が痛くなってしまうかもしくはスニーカーが蒸れて気持ち悪くなるキロメートルのウォーキングをした。
途中で釣り人を観察したりして、お互いに暇人なのを確認しあった。
それからしばらく歩くと水面が騒がしかった。じっくりと腰をすえて暇人の午後の練習をしてみると、黒くて大きな鯉が水面から飛び出していた。躰が丸ごと水面からでていたので、きっと自分が魚だということにまだ気がついていないのだなと思った。
初めて昇竜拳をつかう鯉を視た興奮を誰かに伝えようと思った。が、通話料が無駄なのでやめたのだった。
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