☆空想代理日記☆
INDEXpastwill


2007年05月12日(土) 5月12日(土)

 最近、運動不足なため昨日は歩いて病院に行こうと思った。が、思っただけでやっぱりやめた。バスか電車か空飛ぶじゅうたんかステルス戦闘機かたんぽぽの綿毛に乗っていくかで悩んだ。

 悩んだすえに出したこたえはタクシーだった。半人前のくせにタクシーなんかで移動してしまったせいか、誰かに怒れそうな1日だと不逞者は強く思った。

 不逞者の通っている病院は最近、国立から民間に変わったらしく、内装もかなり違っていた。

 ロビーにはパソコンのようなものが設置されており、いったい何のために使うのか目的がわからなかった。周辺にいたおじさんやおばさんに訊ねてみたところ、完璧に他人のふりをされてしまい無視されたのである。

 耳が遠いのかと思った不逞者、少しだけ大きな声をだした。そのやりとりを視かねた看護士さんは、なぜかぷんぷん顔と白衣とカルテの3点セットで不逞者のことを怒ってきた。

 どうやら看護士さんは、不逞者が老人に席をゆずれと脅迫しているように視えたようだった。

 やはり、歩いて病院に行かなかったためにバチがあたったのだと確信した。



My追加