☆空想代理日記☆
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昨日は、不逞者が独自の方法と理論に基づいて占い師のおばさんを逆に占うといった企画を勝手にたてたがやっぱりやめたという想像をして過ごした。
いつもの冗談のような切り口は無視してほしい。
ということで、近所にある野球場まで散歩にいった。人っ子ひとりもおらず、木々のざわめきと川の流れる音に囲まれてお金をせびられたりしたのだった。
誰もいなく助けも呼べなかった。独り淋しく2塁ベースのところにちょこんと座っていた。膝をかかえる感じでである。ちょうど、『&』みたいな形で座っていた。
知らない人が通りかかったら、不逞者のことを野球場の妖精かまたは地縛霊と間違えそうな状況だといえた。どうせなら妖精に思われようと、誰が通りかかってもいいように、不逞者はずっと高い声を出して笑っていたのだった。
ともかく不逞者は、グラウンドに人差し指で友人の口に出せないような秘密を書いたりして自然の空気を楽しんだ。
野球場からの帰途、タケノコがたくさんはえている場所を通り抜けしようとしたら、怖い顔面のおじさんに「オメーか。タケノコ泥棒は」と追いかけられたのだった。あせった。
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