☆空想代理日記☆
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2007年06月05日(火) 6月5日(火)

 昨日は砂ぼこりが槍を持ちながら眼球を襲ってくるくらいの快晴だった。澄み渡る空とはこんな感じなのかと考えさせられるようでもあった。

 しかし、上を向くと砂ぼこりが口や鼻に入ってしまうのだった。

 映画館で映画以外のものをみようと思ったがやっぱりやめて、なんとなくな気持ちで海へ行った。

 砂浜には錆びついた自転車が捨てられていたし、数年前まで普通に売られていたコーヒーの空き缶もあった。それを指をくわえながら眺めていた。

 不逞者、もちろんゴミが砂浜にあってはいけないと思いつつも手が汚れてしまうので放置したままにしておいたのだった。賢明な判断だといえた。

 あれは放置ではなくオブジェとして飾ってあるのだ、と何度も自分に言い聞かせた。

 その後は近くにあった魚市場で、魚を値切るだけ値切ってやっぱり買わないという荒業を実行してきた。周りにいたおばさんたちは笑っていたけれど、魚市場のお兄さんは告白された女性に2日後にフラれたような表情だった。

 このイタズラに反省した不逞者、建物内のトイレで友人の携帯番号を勝手に記入して深く反省したのだった。



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