☆空想代理日記☆
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風邪の影響なのか、おたまじゃくしを必死で捕まえようとしたせいなのかわからないのであるが、首というか顎のあたりが痛かった。
顎のあたりにある爆心地を指でおしてみると、目蓋が通常の1.0倍は大きくなった。
しかし、爆心地を指でおさえる行為はやめられないでいた。瘡蓋が完全に乾燥しきっていないのにぺりぺりと眼をつぶりながら剥がす行為にそっくりである。
ということで昨日は、首のあたりに手をあてて過ごした。とても歩きづらかった。
外に出てみると案の定、焼き飯に入っているグリーンピースを残しそうな少年たちが接近してきた。
好奇心ダムから溢れている視線を不逞者にぶつけてきた。首をおさえながらそれをよけていると、少年たちはお腹を抱えて笑いだしたのだった。
不逞者はグリーンピース小僧に向かって「よし、相撲でもしようか」と誘ってみた。
「うっせえ、じじい。ドギャアッ」
と、パンチする素振りをみせてきたのだった。
首は痛いし、チョコレートを口のまわりにつけたままだし、少年には笑われるしで、散々な1日だった。
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