☆空想代理日記☆
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昨日は朝から生温かい雨が降っていたが病院へ行かなければいけなかった。雨は、冷蔵庫に入れ忘れたメロンくらいの生温かさだった。
それから13日の金曜日でもあった。ジェイソン先輩が我を忘れて人殺しなどをしていたはずだった。
病院へ行けば、運よく逃げきれた人たちで活気づいているはずだと思った。ただし、腕や足などはもぎ取られているはずだろうと思う。
病院に到着したのだけれど、悲惨な光景はみられなかった。ジェイソン先輩は違う地域で暴れたのだろうか。もしくは、風邪でもひいてしまって飲んだ薬が農薬だったのだろうか。
病院の先生にジェイソン先輩のことについて話した。が、先生は、
「私は病院の先生ではありませんよ。病院を教え子にもったおぼえはないですから。ひゃひゃひゃあ」
と、自信満々な面構えだった。
不逞者、「となると、病気の先生でいいですか?」
「それじゃあまるで、私が病原菌みたいですよ。おかしなことを言いなさる」
生温かい雨やジェイソン先輩のことはどうでもよくなった。ただ、なんの先生なのかが気になった。
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