☆空想代理日記☆
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昨日は外界が黄色に視えるくらいの快晴であったにもかかわらず、着てもいないシャツが湿っているといった不思議な1日であった。
洗剤のかわりにシャツを湿らす魔法でもかけたのだろうか。くしくもハリーポッターが新刊ブックランキングで上位に輝いていたので、そう思うよりほかはない。
だが外の気温がボンネットの上で目玉焼きがつくれてしまうくらいだったので、ひんやりと気持ちよかった。
湿ったシャツを着てニヤニヤしている姿を想像してみたら、生まれてきてごめんなさいと呟かずにはいられなかった。
そして夜は近くの小学校で盆踊りがあったようだ。おばさんたちが円をなして、カメラのフラッシュから顔面をかばう動作をしているアレである。
不逞者、盆踊る準備は365日前から整っているので参加しようと思った。
関係者に訊いたところ、盆踊ったあとにアイスがもらえるのは少年のみらしかった。
「シャツの湿りに大人も子供も関係ありません」
強く言ったが却下された。したがって、不参加だった。なんにもしてないのにシャツが湿っていた1日だった。
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