☆空想代理日記☆
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先日、人型生物はどれだけ集中してテレビを視ることができるのかという実験の名を借りた、単なるダメ人間の練習をしていた。
しかしテレビのなかを自由にそして激しく動きまわっているキツネの生まれ変わりのようなおじさんに心を奪われてしまい、思わず感動してしまったのである。つまりは、集中力作戦の失敗を意味しているのだった。
心を奪われたままひきさがっては男がすたると思った不逞者、意味不明なクレイマーになることした。
何度も電話したが、例のおじさんではなく女性が電話にでるのだった。したがって鼻のしたがのびてしまうのだった。
ややあって冷静さを取り戻した。どんなおじさんだったかをうまく説明した。すると、不逞者の意思とはかけ離れてしまったところに話題が進行していってしまった。
あの時の感動を昨日は振り返ってみた。活字で表現したところ、催涙ガスが画面から漏れているくらいの感動、になった。
そのクレームをつける人の練習の結果、小包爆弾が宅配されることになった。
小包爆弾のなかには紙があった。保証書だった。ほかにはジャパネットのカタログも入っていた。
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