diary

2007年07月09日(月) 片付けられない

前に「片付けられない女たち」って本が流行ったけど、私、それ。片づけが下手。

片づけができる人からしたらい、「片づけができないんじゃなくて、しないんでしょ」って思われるかもしれない。単なる「怠け者」なのかもしれない。

確かに「しない」ってのもある。でも、そういう「片づけができる人」と比べると、私にとって「片付け」っていうのは、とっても重労働なんです。よく、おばさんとかおじさんとかが「パソコン苦手。わからない。できない。」って言うでしょ。それと似てます。「苦手意識」が強すぎて、とりかかるまでに苦労する。やってみれば意外とできたりするんだけど、「やろう」と思うまで、かなりのパワーが必要。

でも、片付けたいし、きれいな部屋で過ごしたいと思ってるよ。誰か片付けてくれないかなあと思うけど、「片付け手伝って」って言えるレベルまで片付けるのが一苦労。このままの状態で人を呼ぶなんて、絶対恥ずかしいから。

昔、「死のうかな」と思うほど悩んだことがありました。「私なんか死んでいなくなったほうがいい」と思って。そのときに死ななかった理由が「部屋が汚いから」でした。このまま死んだら、誰が私の部屋を片付けるんだろう、妹とか家族とかこんな部屋を片付けさせるなんてできないと思ったので、「部屋を片付けてから死のう」と思ったら、死ねなかった。ちっとも部屋が片付かないので。しまいには、自分の面倒を見るために生きてるしかないと思ったし、結局それが私の生きる理由になった。死ぬほうが迷惑をかけるって思ったから。

それを妹に話したら「死ぬ人がそんなこと気にするかねえ」って笑ってた。

部屋をきれいに片付けたら、いつでも死ねますよ。それくらい、私のコンプレクス。「死ぬ気になったら何でもできる」とか言うけど、私の場合、部屋さえきれいにすることができれば、なんだってできると思う。部屋がきちゃない限り「死ぬ気」にさえなれないので。

結婚しないのだって、それが原因。うち、両親とも片付けられない人なんで、私の子供も間違いなく片付けられないと思うんです。まずはこの私がこれを克服しない限り、私の子供も上手な片付け方法を知らないまま育ち、きちゃない部屋で過ごすことに慣れてしまうかと思うとイヤ。男の子ならまだましよ。「男だから仕方ない」って思われるとこ、あるから。

部屋が片付けられるようになる本はたーくさん買いました。読みました。だいたいね、本を読んで片付けられるようになるくらいなら、そんなラクなことはない。習慣はそう簡単に変えられない。

さてさて。本を読んでも悩んでいても部屋は片付かないので、ちょこっとでも片づけをしましょうかね。物が多すぎるのが原因なのはわかってるから、「もったいない」気持ちと戦いながら、がんばって捨てようと思います。


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