ようつべ見てて、たまたま見つけた。
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なんか、ものっすごく切ない。 この歌を歌ってる『中村中(ウィキへリンク)』さん。 性同一性障害で、男の人なの。 全然、女の人にしか見えないね。 歌声だって、そう。 私は、女の人だと思った。 ちょうど私の10歳年下で、22歳。 すごくおとなっぽいなと思った。 ドラマに出てたそうですね。 この歌はそのドラマの主題歌だそうです。
この歌、『友達の詩』っていう歌なんだけど 詩が、すごくすごく、切ない。 切ないを通り越して痛いくらい。 作詞作曲は中村中さん。
きっと、性同一性障害で恋に悩んで そういう正直な気持ちの歌なんだなって思って そしたら、涙が出た。
去年、有線で何度か聴いたことがあった。 そのときも、なんて切ない歌なんだ、と思った。 曲名がわからなくて探せなかったし 勝手に古い歌なんだろうと思ってた。 ちょうど私が去年失恋してつらかったときで かけもちしてたバイト先の有線で流れて そのときまともに歌詞を聴いて泣きそうになった気がする。 今日は部屋だったから、気にせず泣いた。
何がすごいって、この短い詩に これだけの想いが詰まってるところがすごい。 すごく伝わってくるもん。 大失恋を経験したことがある人なら 誰でもきっと、わかると思う。 「ああ、わかる。つらいよね」って。
この詩みたいな難しい恋をすることは あんまりないのかもしれないけど 私の去年の恋は、ちょうどこの詩とかぶる。 元彼との未来はわかってたから。 わかってたけど、わからないふりをしてたと思う。 現実を見ないで、そのときの思いだけを一番にしてた。
何かを責めたいけど責められないし だからって自分を責めるのもなんか違ってて どうすれば良かったんだろうって思い。 あきらめるしかないってわかってて どこかで折り合いをつけるしかなくて それがたぶん「友達」なんだと思う。 好きだし大切だし、なくしたくない人だから。 嫌いになれればいいのにね。
・・・ってもう、私はとっくに失恋は克服したよ。 元彼に未練なんかはさっぱりなくて 逆に未練があったときのほうが なんかまだ、よかったような。 ・・・それも違うか。 失恋ってそうだよなあ、と思い出してみた。 できればもう失恋はしたくないです。 失恋しないための一番の方法は 恋をしないこと。これに限る。
・・・それもそれでどうかと思うよね。 あー。まあ、いっか。
私は性同一性障害ではないけど 恋愛にはいろいろと問題がある。 私の人間性に問題があるというか、人生に問題があるというか。 私のことを理解してもらうのは なかなか難しいと思う。 理解してもらおうなんて思わなければ 悩みも減るんだけど。 理解してもらうのが難しいから せめて相手を理解するようにしたらいいかなと思うと 結局私は都合のいい女になってしまうのよね・・・ それがいやだから、友達でいる。 深く関わらないように、広く浅く、ね。 ちょうどいい距離でいられるといいのに。 あー。この歌、私のダークな部分を鋭くえぐってる。
他の曲も聴いてみたけど 他の曲は・・・私の好みではありませんでした。 好きなのはこの「友達の詩」だけ。残念。
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