diary

2008年05月01日(木) ドライブ

昨日は彼氏が自衛隊時代にいたという近県にドライブに行った。
おしゃべりしながらドライブ、楽しかった。
二人で遠出するのは初めてなのに
新鮮な感じがしないのは
たぶん、何度も行ったことのある場所だからだと思う。

彼氏は私に、自分の懐かしい気持ちを
共感して欲しいんだなとわかったし
どういうところでどんな風に過ごしていたのか
どういう人とどういう生活をしていたのか
そういうことを全部私に知って欲しいんだなと思ったから
思い出話をずっと聞いた。
彼氏はずっと懐かしそうにしていて、楽しそうにしてた。
きっとずっと、彼はこういうのを夢見てたんだろうなと思った。
彼女ができたらここへ連れてきたかったんだろうな、って。
感受性の強い私は途中何度か泣きそうになった。
理由はわからないけど、なんか胸が熱くなった。
自分のことをわかって欲しい、知って欲しい、そういう気持ち
私とそっくりだなと思った。

見たこともない場所にも連れてってくれたし
私を楽しませようとしてくれてるのはわかったから
その気持ちがうれしかった。
彼氏の昔の知り合いに何人か会って
彼氏はいちいち「彼女です」と私を紹介した。

その後、
「言っておくけど、これからはどこにでも連れて行きたいし
woがイヤじゃなければ、いつも二人でいたいから
いろいろつきあわせるかもしれんけど、許してね」って言われた。

帰ってきてからは彼氏は一人反省会を開いて
「オレが行きたいところにばっかりつきあわせて
ひっぱり回して悪かった」とか言ってた。
こんなの、ひっぱり回したうちに入らないよ、と思いながら
「全然平気よ。楽しかった」って言った。
今までの私の彼氏のわがままっぷりに比べたら
ヒロのわがままなんて、わがままに入らない。

洋服やさんをちらっとのぞいたときに
かわいいジーンズがあって
それを彼氏に無理やり試着させてみたら、すんごくかっこよかった。
愛情がわいてきてるからかっこよく見えるのかもしれないけど。

「絶対かっこいいからはいてみて!
ちょっとはくだけでいいから!」となだめすかしてはかせたんだけど
ほんっとにかっこよかった。
この子、洋服変えたら、絶対かっこいい!と確信して
私は一人で「絶対似合う!!!」って大騒ぎ。
彼氏は「目がきらきらしてる。うれしそう」って私のことを言った。
それでもどうしても何かがどうやら
彼の中ではひっかかるらしく
私の思う「おしゃれ」な服に抵抗があるらしい。
私の思う「おしゃれ」って
別にそんな、個性的な服じゃないよ。
どっちかと言うと、ものすごく普通。
それが逆にイヤなのかなあ。
よくわからん。

「オレは足が短いから、細いズボンは足の短さが強調されて
すごくイヤなんよ」って言った。
「こっちは日本人なんよ!足なんか短くて当然!」って言ったら
彼氏は笑ってた。
彼氏、足が太くて、おしりが大きいのを、気にしてるんだと思う。
ずっとバスケットしてたから、太ももとお尻がたくましい。
その後も自衛隊で鍛えてるし、普通のズボンをはくと
確かにおでぶに見える。
贅肉ではなく、筋肉なんだけど
服の上からじゃそれはわからないし。
ジーンズをはくとパンパンになるし
布が硬いから動きにくくて
たぶん、それがイヤなんだろうなとわかる。

で、最終的には
「とにかく、私と遊ぶときには普通のストレートのジーンズをはいて
それ以外のときはいつもの今までの服を着たらいいって。
むしろ、私と一緒にいないときはそのほうがいいし。
だって、他の女の子にかっこいいと思われて
いろいろちょっかいかけられたら私も迷惑だからね」って話したら
「だから、オレが一人で行動することは今後はないし。
友達と遊ぶときも連れて行くし。
そしたら、いつも細いズボンをはくってことやろ」って言った。
最後に「心配しなくても、オレはどこにも行かないよ」って。
これでまた涙が出そうになった。
うれしいような、なんか不安な心を見抜かれて悔しいような
複雑な気持ちになった。
時々こうして私はやっつけられる。
何も言えなくなる。しゅん、となる。
彼氏はそういうとき、満足そうな顔をする。

とにかく、二人は仲良しすぎるほど仲良しで
何の問題もなくて、それが逆に不安だ。

問題って言えば、彼氏が痛風とか、そういうのはある。
彼氏は父親の遺伝のせいなのか
糖尿のけがあり、痛風があるらしい。
疲れたり、ビール飲み過ぎたりすると足が痛くなるらしい。
食事制限させないといけない。
見た目的には全然太ってないんだけど
メタボちゃんなんだろうなあ、たぶん。
食べるのが好きで大食いだから
それを制限させるのはすごくかわいそうで
昨日も結局、ダメだダメだと言いながらも
「もう、今日だけね」と食べるのを許可してしまった。
それはやさしさじゃなくて、エゴだなとわかってるんだけど。

それで、今後はご飯を作ってあげることになった。
痛風&将来の糖尿病予防のためのご飯。

言いにくいようなことはだいたい聞いていて
痔も知ってるし、けっこういろいろ知ってるから
私も言いやすいし、ほんっとにラク。
言いたいことももうだいたい言い尽くした。
言い過ぎと思うほど、言った。
納得いかないところは今のところもうない。

貯金の話も昨日は彼氏のほうから言い出して
「がんばったら5万は貯金できるかも」と言うので
すごくほっとした。
「がんばって」って話した。
ヒロにばっかりがんばれって言わずに
私もがんばんなきゃねって話した。

この人とつきあって良かったなーって思ってたら
彼氏が先に「オレ、woが彼女でよかった」って言ってくれたので
私も「ヒロが彼氏でよかった」って話した。
わがままとか生意気もほどほどにして
ずっと仲良しでいれるようにしなくちゃねと思うって話したら
彼氏は笑ってた。
ほんと、よかった。
今はすごくしあわせだ。


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