舌の色はピンク
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2005年06月13日(月) 無力

「二の腕」がいまだによくわからない。正直。
人さまの口から聞くぶんにはなんとなく理解してはいるが
自分の口からは今までこの言葉を発したことはないし、
今後にしても何十年生きるか知らんが生涯使える気がしない。
二の腕って腕のどこのことだ。わからない。正直いって。

しかし僕には辞書がある。

今更な言葉を辞書で調べるのって
なんだか敗北した気になるのでタメライがあり
今まで実行できなかったけど、ついにやっちまった。
ページをめくっちまった。


<大辞林 第二版より>

 にのうで 0 4 【二の腕】


 (1)肩から肘(ひじ)までの間の部分。上膊(じようはく)部。
 (2)肘と手首との間の腕。[日葡]


そうか、肩から肘または肘から手首のことだったのか!


いや、ますますわからん。
肩から肘までまたは肘から手首ってただの腕じゃないのか。
僕の読解が誤ってるのか? いや、なぁ……。
二の腕イコール腕ってことは、
「二の腕相撲」「二の腕立て伏せ」が成立するってことになる。
そんなあ。
要らないじゃない、二の。蛇足の極みじゃない、二の。

まぁそんな戯言を僕程度の一般人が
こんなところでどれだけ訴えようとも、世間は何も変わらない。
今までどおりこの言葉は使われていくのだろう。
僕の疑問も主張もまったく無力であること甚だしい。
のれんに二の腕押しだ。


れどれ |MAIL