そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


DiaryINDEX今までこれから


2008年01月24日(木) 1時間待ち

空港に19時10分くらいに到着してた私。

今日は木更津に日帰り出張で行っていた「あの人」を迎えにきた。

お迎えだけでこんなに空港に行っている人は、旅行会社の人などをのぞいてきっとあまりいないだろうな。


掲示板を見ていると、どんどん「あの人」の乗った飛行機の到着時刻がおくれてゆく。
室内だけど、ドアが開いたり閉ったりするたび冷たい風が入ってくるからとても寒かった。

掲示板を見ていると何機もの飛行機が天候のために遅れていた。
だから20時くらいには一気に2機分のお客さんが出てきて、到着出口はとっても混雑した。

そして結局「あの人」が到着時刻から出てきたのは20時40分。

 
   「お帰り、お疲れ様!」ー私

   「おぅ、疲れたで」ー「あの人」

飛行機は羽田の離陸態勢に入った状態で30分ほど待ったようで、ヘビースモーカーの「あの人」にとっては、エコノミーの狭い座席で煙草も吸えず待たされた時間はしんどかっただろうなぁ。

車中、「あの人」といろんな事を話したっけ。

ひとつ面白かったのは、私と同じ嗜好があったってこと。

私は自分のにおいがすき。  

一度ホテルに長期滞在しなきゃならなかったとき、最初のうちはシーツや枕カバーを替えてくれるの嬉しかったけど、だんだんイライラしてくる私が分かった。

自分のにおいのするものが部屋にないのが耐えられない私。

どうやら「あの人」もそうみたい。二人共「自分のにおいマニア」だった。



「あの人」は27日からインド、それも今回は北インドに行く。
パキスタンとの国境に近い場所にいくみたいだけど、治安的に不安定な場所だから心配。

28日は「あの人」の大切なお母さんの一周忌。その法事を27日にする事になっている。

「あの人」の飛行機の時間は16時。 
法事全体には参加できないけど、せめて親戚との食事くらいはして出発したい・・・そう話していた「あの人」からのお願い。

   「日曜日、もし用事がなければ俺を国際空港まで送ってほしい」

もしかしたらお父さんが送ってくれるかもしれないからなんとも言えないらしいけど。

私の返事は「もちろん!」

「あの人」が困っているなら私は、自分を犠牲にしたって「あの人」のために駆けつける。



ついでに2月3日にお迎えさせてもらえるようにもお願いしてみた。

   「たぶんお願いすると思う」

って。

「あの人」を空港に送れたらいいな。

「あの人」を空港に迎えに行けたらいいな。



大丈夫、きっと送れるから。

大丈夫、絶対迎えに行けるから。


大丈夫、まず明日逢えるんだから!!





「あの人」と私は繋がっているんだから。


Toっちゃん

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