そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


DiaryINDEX今までこれから


2008年01月23日(水) 17時40分から19時20分まで

今日は朝から「あの人」が乗っている車種と同じ「ノア」をたくさん見た。
やはりジンクスは生きていた。

   「ノアをたくさん見る日は、長い時間「あの人」に逢える」


夕方5時、そろそろ仕事を片づけ帰ろうとしたら、「あの人」から着信を知らせるピンク色のランプが光った。

 
   「早く着いたーもぅ着いてます」


そのメールを確認後、私はいつもチンタラ帰る道のりを、ビシビシ運転して、「あの人」の待ついつもの待ち合わせ場所に急いだ。

多少混んでいた場所もあったけど、17時40分ごろ到着。そして「あの人」の車に乗り込んだ。

すると、「あの人」は静かに眠りこんでいた。また、昨日寝ていないみたい。

私が乗り込むと、「あの人」は私の膝の上に足を乗せ、またゆっくり眠り始めた。

   「18時半になったら起こしてな」

そぅ言って「あの人」はまた眠り始めた。

私は「あの人」を起こさないように、しずかにしずかに、でもきちんとツボを押さえながらマッサージ。
暖房のきいた車の中で皮靴をはいていた「あの人」の脚は久々に臭った。

20分後、「あの人」が目を覚まし、姿勢を変えた。

私はそれでも「あの人」が望むままに、ふくろはぎをマッサージ。

また「あの人」は「スースー」と気持ちよさそうに寝息を立て始めた。私はもくもくとマッサージ。

きっと私を早く呼んだのは、マッサージをしてほしかったんだろうな。

18時20分ごろ、「あの人」は再び目を覚ましたので、今度は首や肩をマッサージしてあげるために私は場所を後部座席に移り、「あの人」の首や肩、頭をマッサージし始めた。

すると、また気持ちよさそうに「スースー」って。

よっぽど疲れているんだなぁって思った。

あんまりかわいい顔だったから、キスしたくなっちゃったけど、グーで殴られるのイヤだからやめた。

「あの人」は目を覚まし、突然
  
   「病院行ったんか?この前の出血の原因はなんやったんや?」

私はこの前「あの人」とホテルに行った時、出血した。とてもきれいな血だった。

その瞬間も「あの人」は「早く病院いけな」って心配してくれた。

「あの人」には「なんでもなかったよ」って言ったけど、本当は子宮筋腫だった。

でも、私自身子宮筋腫が何か分からないから、それがいいのか悪いのかもわからない。
ただ調べてみたら、良性腫瘍って書いてあった。

1年前は2cmだったのに、この前行った時は3cmだった。確実に成長しているみたい。





その後、「あの人」はジーンズのチャックをおろし、ジュニアを取り出し、「ほら」見たいな顔して私を見た。

   「もぅチャンスは二度とないと思え!」

って言ってたけど、ほらね。やっぱりまたチャンスはやってきた。


今日の私は上手だったみたい。

「あの人」はとってもかわいくて、気持ちよさそうな声をだしてくれていた。

そして途中、何度も頭を撫でてくれた。  

何度も。

そして何度も気持ちよさそうな声を出してくれた。


   「もうすぐ「あの人」を逝かせる事が出来るかも・・・」


と思うたびに、車が通って邪魔が入った。

お互いそのたび、「邪魔が入るなぁ」って言いながら、それでも「あの人」は

   「離すな、くわえろよ・・・」

って言う。もちろん、私は静かに口に含む。









「あの人」と私、静かに座席に座りなおして、なんだか笑っちゃった。








明日また「あの人」は日帰りの予定で木更津に出張。

一応いつもの国内の空港に8時着の予定。 もちろんお迎えは私。

二人ニコニコ笑いながら別れた。


また明日か明後日ねって。


大丈夫。


また逢えるから、明日か明後日。


大丈夫。





Toっちゃん
My追加